6.8
プロ野球の練習試合がはじまって1週間、やっぱり野球はおもしろい!
観客がいない、応援が聞こえないさびしさ以上に、プレーの音が聞こえる楽しみに気づかされた。
ピッチャーによってミットに収まるボールの音が違う、受けるキャッチャーによっても違う。
打った後、投げた後に選手がつぶやいている言葉が聞こえることもあるし、ベンチからの指示や応援が聞こえることもある。
この前のソフトバンク戦では、阪神が守ってるときにボテボテのショートゴロを捕球しようとする選手に「あわてるな!あわてるな!」と声援?がベンチから送られているのが中継で拾われていた。普段から行われている声出しの一部みたいなものだろうけど、すごく印象的だった。
お互いの声が聞こえるっていうのはいい環境だと思う。選手同士の連携も取りやすくなるし、たまに見かける外野手の衝突事故も少なくなりそう。
そしてなんといっても打球音がすごい!
これまでもホームラン性の打球を打ったときは、いい音が中継でも聞こえていたけど、無観客だとさらによく響く。
特に柳田選手のホームランの音はすごかった…ホームランバッターのホームランの音を鮮明に聞けたのは初めてかも。
でも、選手のファインプレーで球場が盛り上がれないのはもったいないなあ。
代打や投手交代も、声援がないと淡白な気がしてしまう。登場曲が流れて、地鳴りのような声援が響いて、球場の雰囲気が変わるっていうのは応援の醍醐味。
はやく普段どおりのシーズンに戻ってほしいけど、阪神は無観客試合で勝ってるからなー。しばらくこのままのほうがいいかも…?