6.24
1-6敗戦
先発の差、打線の差。
ヤクルト先発のスアレスは、150キロオーバーのまっすぐを駆使するパワーピッチャーでありながら、制球もよくチェンジアップとカーブも投げる。ストライク先行で非常にテンポの良いピッチングで、立ち上がりから終盤まで安定してた。
一方のガンケルは、不安定な立ち上がりで一気に3失点。長打こそ打たれないが甘いボールをことごとく打ち返される。せめてカットかツーシームか、何かひとつでもしっかり操れる球種があれば違ったんだろうけど…。正直、スアレスとは対照的な立ち上がりになってしまった。
その後も尻上がりに状態があがることもなく、本領発揮できないまま、なんとか4回3失点。うーん、次に期待やな。
この試合で、先発がしっかりゲームメイクしてくれないと、その後の劣勢をひっくり返せるチーム状態ではないことがはっきりした。乱打戦に持ち込まれると圧倒的に不利。いくらリリーフがよくても、悪い流れを止められない。なんとかもぎ取った得点が、併殺崩れの間にホームインした1点のみというのがいまの阪神打線。
無理矢理よかったところを探すとしたら、ボーアがヒットを打ったことぐらいか。確かにこれは嬉しい。
開幕後から続く不調が響いて、成績は19-1、打率.053。でもこの1本は大きいぞ。本人のなかで何かが変わってくれると信じたい。
明日も苦しい試合になるのかなー。勝ってほしいんだけど…