7.22
3-3引き分け
勝ち試合を勝てなかったような、負け試合を負けなかったような。
緩みと粘り、両方が見れた貴重な試合。ある意味、サンズの勝ち越しホームラン&9回スアレスで逃げ切るよりも、重要なことを学ぶ機会になった。
まずは大山。
9回の守備で痛恨のエラー。同点、勝ち越しを許してしまった。
これをやられると苦しい。なんてことないプレーなのに、よりにもよってこの場面でやらかすとは…
そして江越。
10回裏サヨナラの場面で代走起用されて、盗塁死は絶対にありえない。1ヒットでホームインするためにスコアリングポジションに進塁したいのはわかるけど、盗塁するなら100%成功しないと…
でも、彼らを責めるのは筋違い。
確かに、気持ちの緩みや焦りはあったのかもしれないけど、怠慢プレーは一切なかった。勝つために死力を尽くした結果、うまくいかなかっただけ。普段の頑張りを知ってるファンとしては、これをきっかけに再度気持ちを引き締めてくれたらそれでいい。
もちろん、結果が全ての世界だから大いに反省する点はあるだろうけど、それは本人たちが一番よくわかってるだろうし、監督・コーチが指導するはず。
それに、いいところもたくさんあった。
梅野は気迫のヘッドスライディングで内野安打、陽川の送りバントから、不調気味の近本の同点タイムリー。
10回のマウンドを任された馬場は、2番から始まる好打順ながら、しっかり0で抑えた。
北條にも1本ヒットが出て、大山は自身のエラーを引きずることなく打席で結果を残した。
連勝を伸ばすよりも、気持ちを引き締め直すことと、全員野球で諦めず最後まで戦ったことのほうが重要!
しっかり学んで、価値ある引き分けにしてほしい。
心配なのは、途中交代した糸原。アクシデントがあったようには見えなかったけど、明らかに不自然な交代だった。なにもなければいいけど…