チーム状態、下降気味?

7.31

3-3引き分け

悔しいような、納得できるような、微妙な気持ちになる引き分け。

久しぶりの得点が梅野のスリーラン。青柳の5勝目と、現時点での最優秀防御率がかかった重要な試合で、青柳の調子も良さそうだった。にもかかわらず、追いつかれて勝ち負けつかず、防御率も2.23まで悪化(十分立派な数字ではあるが)。打線は追加点を取ることができず、調子低迷気味。これは悔しい、そして心配…

でも、後半のDeNAペースの試合のなかで、逆転されなかったのは評価できる。ここ一番での打ち損じに助けられたり、守備側の阪神の好プレーがあったり。流れを手放しそうなところで踏み止まることができた。負けなくてよかった、引き分けで終わってよかった試合とも言える。

それでも、やっぱり勝ちたい試合だったなー。相性のいいDeNAと、今シーズン勝率のいい甲子園での試合、先発は好投を続けている青柳。

思惑どおりにいかないのが野球の怖いところであり、面白いところでもある。勝てそうな試合を落としたり、負けそうな試合をひっくり返したりね。

今日のところは、首位の巨人に勝ち越して甲子園に乗り込んできたDeNA側に勢いがあったということにしておこう。

実際、打線がよく機能してるもんな。梶谷以外ほとんどタイミングがあってなかった青柳のボールを7回から見極め始めてチャンスを拡大、代わった馬場を打って同点に追いついたり、0点に終わったものの、コンスタントに150キロオーバーのボールを投げ込んでいるスアレスに対して粘りを見せたりと、上位から下位まで気が抜けない。

一方の阪神は、下位打線が少し物足りないかも?7番木浪と8番植田。北條が攻守で精彩を欠いているなかで、この二遊間コンビをスタメン起用することに異論はない。

だからこそ、彼らには打撃でも頑張ってほしい。この打順からチャンスメークできれば、得点効率がグッとよくなるはず。

2人とも小柄ながら鋭い打球を打てるバッターだし、特に植田には走力という魅力的な武器がある。持ち味を生かして、いやらしいバッターになってほしいな。

このままチーム状態が下降していくことだけは何としても避けたい。明日の西のピッチングに期待しよう。