やるやんガンケル!

8.9

5-1勝利

理想的な試合運びで快勝。なんとか踏みとどまってくれたな。

これで9連戦のうち6試合が終了。2勝4敗、2カードとも負け越してはいるものの、最後の3戦目で勝っており、苦しいなかでも3タテだけは許さない。

ずっと3戦目の勢いなら文句ないんだけど…結構ムラがあるんだよなあ。

勝ってる試合は本当に気持ちがいい。今日だって、先制、追いつかれた直後に逆転、終盤に追加点とダメ押し。先発好投、リリーフ0封で逃げ切り。

結局、いいところで大山が打ってくれたら勝つんやな。久しぶりの猛打賞で2打点の活躍。復調気配が感じられる結果と内容。いいときのパフォーマンスをみてると、20本塁打は軽く行けそうな気がしてくる。

中谷も頑張ってるね。今シーズン出遅れたものの、1軍に合流してからはコンスタントに結果を残している。これに触発されて、陽川や北條が奮起してくれると嬉しいね。

特に陽川は、守備位置や打者としての役割が被ってる。いまのところ、2人を同時に起用する展開にはならないだろうね。うまく競わせて、結果を残したほうが1軍に残る。2軍には高山もおるし、この世代の競争はチームとしての今後の上がり目になりそう。

それからガンケル。中継ぎ、めっちゃいいやん!

メジャー経験はなく、当初はバックアップ的な意味合いで獲得されていた選手。にもかかわらず、キャンプで好投して先発ローテを勝ち取ることに成功。しかし先発で滅多打ちされて2軍降格、長い間2軍調整が続いた。

助っ人のなかには、2軍降格で腐ってしまう選手も多いけど、ガンケルはひたむきに調整を続けていたらしく、中継ぎとして1軍合流してからは好投を続けている。こういうハングリーなところは非常に好感が持てる。

期待の大きかったエドワーズとマルテが機能していないいま、彼の存在感は大きくなるばかり。メジャーリーグを見返すぐらいの大ブレークを期待してます。

ボーア、サンズ、ガンケル、スアレス、ガルシアから4人を選ぶことになるという、矢野監督としては嬉しい悩み。

ボーアとサンズを落とす余裕はない。離脱者続出の中継ぎ陣のなかで、ガンケルは有力なセットアッパー候補。スアレスは現状で一番抑えの適性がある。

こう考えると、高橋が先発ローテに戻ってくるなら、左のガルシアが外れることになるのかなあ。リリーフとして使いたいけど、どうしても枠が…矢野監督の腕の見せどころやな。

9連戦も、残り1カード。セリーグ2位のDeNAと、得意のハマスタで3試合。なんとか勝ち越したいね。