首位を狙うにあたって

9.14

残り50試合をきったところで、順位は2位と、なかなかの位置につけているものの、首位巨人とのゲーム差は9.5。ここからの巻き返しは厳しい道のりになる。

今年も巨人は強い。阪神が大きく負け越しているのは残念ながら例年のことと言えそうだけど、今年は現時点でセリーグ全球団に勝ち越している。

阪神…10勝3敗

DeNA…9勝3敗

中日…9勝7敗2分け

広島…6勝5敗

ヤクルト…11勝4敗1分け

こうなると、他力本願で巨人の転落を願うのは現実的ではない。巨人包囲網のような形で、いわゆる「表ローテ」で勝負するなど、5球団で対応していく必要さえあるぐらい、独走を許してしまっている。

明日からの3連戦では、初戦高橋から、青柳、西が登板見込み。エース格の選手を起用して、今度こそ3タテを狙う。

というか、明日の試合で阪神が負ければ、巨人の優勝マジック38が点灯。なんとしても避けたい。

いまのチーム状況は悪くない。

期待されている高山や北條、藤浪は登録抹消されてしまったが、若い小幡が1軍で経験を積んでいるのは明るい材料。糸原や桑原の復帰、新戦力小林の1軍合流、中継ぎでの岩貞の活躍など、上がり目も十分。

巨人との3連戦、全戦力を注ぎ込んででも3連勝しなければならない。9連戦最初のカードということもあって戦い方は難しいが、この直接対決でゲーム差を縮めないことには優勝は無理。巨人に勝てれば弾みがつくが、勝てなければ再び落ち込むだけ。戦力温存以上のポジティブな効果が期待できるのは3タテのみ。

久しぶりに、巨人戦の結果で喜びたい!期待してます!