9.21
5-3勝利
つまった打球が、内野手の頭上を越えるか越えないか。または外野手と内野手の間に落ちるか落ちないか。こういうシーンで阪神側に有利に展開していくような、運が味方してくれたゲームだった。もちろん、選手の頑張りありきだけど、甲子園に帰ってきて行われる9連戦最後のカードをいい流れで勝利できたのは大きい。
先発岩田は5回3失点。まあ、悪くはないよね。自滅気味にピンチをつくって失点しながらも、致命的な点差にはしない。初回に慎重になりすぎたピッチングを反省して、2回からはテンポ良く投げ込むなど、試合中に内容を修正していったのも好印象。今シーズンの初登板ということを考えれば、十分よくやってくれたんじゃないかな。ガルシアと中田が登録抹消され、藤浪の昇格も未定。となると、岩田の次回登板は中5、6日ぐらいかな。楽しみやね。
エドワーズもいい感じだった。もともとはドリスに代わるクローザーとして期待されていた選手で、スアレスのようなパワーピッチャー。これから先、他球団の研究が進み、良い面や悪い面がはっきりしてくるだろうけど、今日の内容だけ見れば、ダブルストッパーとしてスアレスと併用してもおもしろそう。ここにきて、さらにリリーフ陣が分厚くなるのはありがたい。まだまだ大型連戦や首位巨人との直接対決が残ってるから、リリーフ事情はすごく重要。
今後のキャッチャー起用も重要やね。前回の対戦カードの中日戦では3戦全て坂本がスタメン、今日は原口がスタメン。長坂もいるが、いまのところ代打での出場のみ。打撃成績や先発投手との相性、各選手の疲労分散など、さまざまな理由を考慮しているんだろうなあ。梅野の復帰時期や今後のチーム事情によって、臨機応変に起用していくことになりそう。苦しいが、キャッチャー出身の矢野監督の采配を信じ、頼るしかない。
ちなみに、今日の2番スタメンは糸原。代わりに3番に入ったのが糸井。なるほど。
明日は高橋が先発。ここから優勝を狙うためには、最低でも2勝1敗ペースは維持したいし、できれば3タテしたい。明日の登板に期待します。