急遽昇格してきた選手たちへの期待

9.26

1-2敗戦

コロナ渦で苦しい状況で戦う阪神。自業自得なのか、のっぴきならない事情があったのかは分からないが、とにかく戦えるメンバーだけでやるしかない。

こんな時こそ、急遽1軍に昇格してきた選手たちに奮起してほしい。そのなかでも、「1軍で結果を残したことがある選手」には非常に期待している。

まずは藤浪、北條。2012年のドラフト組も、現在チームに在籍しているのはこの1位、2位コンビだけになってしまった。

2人ともケガで苦しんだ時期があったせいか、近年は思うような成績を残せていないが、才能は本物。輝いているシーズンの活躍は本当に素晴らしかった。阪神ファンからの期待も絶大。

藤浪は、CSを除くレギュラーシーズンでは、実に7年ぶりの中継ぎ登板。ソロホームランの失点はあったが、全体的に見ればイニング跨ぎも含めて問題なし。しばらくは中継ぎ起用が続くのかな。こんな状況だし、チームへの貢献度が高いのは当然として、藤浪自身のステップアップにもつながると信じたい。

北條も久しぶりの1軍、そしてスタメン。4打数1安打はやや物足りないが、おしい打席もあった。やっぱりプロ野球選手は、試合に出てナンボ。レギュラーだった二遊間が揃って離脱したいま、北條の出場機会は間違いなく増える。さすが北條となるか、レギュラー選手が復帰するまでの繋ぎになってしまうのかは今後の活躍次第。この2人が揃ってお立ち台に呼ばれる日を信じている。

8月30日以来の1軍登録された高山もそう。今日は結果的にいいところがなかったが、ショートへのあの打球の記録、エラーではなく内野安打にしてほしかったのは欲張りすぎか?福留、江越、陽川の離脱で、外野手としての出場機会が増える見込み。出来れば代打ではなく4打席見たい選手だが、スタメン出場のためには代打でも結果を残す必要あり。

上本もそう。ケガさえなければ…と言われ続けている選手。今年で34歳、一般的に考えれば、選手としてのピークを維持できるのはあと何年もない。しかし体が元気なら必ず結果を出してくれるはず。こういう選手がチームを救ってくれると盛り上がるんだけどなあ。

それにしても、ヤクルト村上の恐ろしいことよ。内容的には全然悪くない藤浪から、やや甘かったとはいえ力のあるボールをセンター方向に特大のホームラン。高卒2年目36本で新人王、今年は現時点で打率3割超え、このホームランで18本目。非常に順調にステップアップしている。ヤクルトはあと10年はサードに困らないだろうね。まあ、阪神も大山がいるから大丈夫だけど。

明日は秋山が先発か。3タテくらってる場合じゃないからな、チームを救うピッチングに期待したいところ。