戦力外通告期間がスタート

11.6

選手に戦力外を伝える通告期間がスタート。例年は一次、二次に分かれていたが、今シーズンは11月から日本シリーズ終了の翌日までとされているらしい。

阪神では、4日付けで伊藤隼太、岡崎、横山、福永、高野が通告を受けたらしい。

ここ数年「首が寒い」と言われ続けてた選手もいれば、意外な選手もいて、ファンとしても複雑な心境。しかし、しばらく1軍で結果を残していないという点はどの選手にも共通している。

常に激しい競争を強いられているプロ野球の世界。思いどおりのプロ野球生活を全う出来る選手はごく一部で、大半が不本意な形でユニホームを脱いでいる。

阪神の戦力外選手は、現時点では高野と福永は現役続行の意向を示しており、他の3名は未定とのこと。

これまでに、藤川が引退、福留、能見、上本の退団が決まっている。出て行く選手が9名、ドラフトで入団してくる選手が9名ということで、これ以上の戦力外通告はなさそう?

現役続行を希望する選手にはまだまだ頑張ってほしいね。若い選手も多いし、心機一転、他球団で輝いてほしい。

そんななかで、上本が一軍昇格を辞退したというのが気になるところ。

現役続行するなら他球団へのアピールにもなるし、出場したらいいのに、と思うのは素人考えだろうか。来シーズンは構想外といっても、まだ阪神の選手。昇格の話があれば断るべきではないような気もする。

ただ、これは上本なりのケジメなのかもね。チームのためにならない打席はいらない、若手にチャンスを与えてくれと。本意は分からないけど、ここは何も言わず彼の意思を尊重したい。

体は元気で、ケガさえなければまだまだやれるはず。彼に限らず、他球団でも現役続行を希望している選手はたくさんいる。

コメントをみると、恨み言や言い訳はなく、球団とファンへの感謝、戦力になれなかった自分への不甲斐なさが潔く綴られている。こういうのを見てしまうと、やっぱりどこかでもう一花咲かせてほしいと思ってしまう。

特に今年は特殊なシーズンで、多くの選手が不完全燃焼だったはず。

最後まで、納得がいくまで頑張ってほしい。応援してるぞ!