11.7
2-0勝利
今シーズン最後の広島戦。
秋山の11勝目、大山の28号、スアレスの25セーブ。内容も結果も充実していたけど、
今日のスペシャルヒーローは、今シーズン限りで現役を引退される、広島の石原選手!
19年のプロ生活、お疲れ様でした!
鈴木、菊池、田中や、新井さんや黒田さんといったスターが多い広島において、やや地味な印象がある選手。
しかしあらためて実績を振り返ってみると、入団2年目にしてレギュラーの座をつかみ、通算1619試合出場、リーグ3連覇の原動力になるなど、文句なしの超一流。
他球団のファンから見て、最も印象深いのは、ジョンソンとのバッテリー。ジョンソンは間違いなく素晴らしいピッチャーだけど、気難しいところがあるのが玉に瑕。
そんなジョンソンを巧みにリードして、彼の実力を最大限に発揮させた。信頼も厚く、ジョンソンはヒーローインタビューの際に冗談交じりに「石原をアメリカに連れて帰るかも」と語ったほど。
首脳陣は当然として、會澤や磯村、坂倉といった、ライバルである他の捕手からも信頼されている。広島のキャッチャー陣が頼もしいのは、石原の影響も少なくないはず。
戦力として球団に貢献しつつ、後輩にもノウハウを授け、惜しまれながら引退。
球場で、ある阪神ファンが掲げていた「敵ながらあっぱれ」のカードが示すとおり、まさに強敵だった。
今後は、球団幹部候補として球界に貢献していただけるのだろうか。
でもまずは、長年の疲れを癒してもらうことが先決。後のことは後で考えたらいいと思う。とにかく本当にお疲れ様でした。
阪神は今後、藤川の引退試合が控えている。盛大に送り出してあげたいなあ。
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