矢野阪神、ラミレス監督、お疲れ様!

11.11

1-0勝利

阪神タイガース、2020シーズンの全日程が終了。みなさん、本当にお疲れ様でした!

今年はコロナウイルス感染症の世界的な流行のため、世間ではあらゆる行動が制限され、自粛ムードが蔓延。「ソーシャルディスタンス」「ステイホーム」といった新たな生活様式が常識として認知された。

プロ野球も開幕が危ぶまれ、なんとか開幕に漕ぎ着けたものの、例年とは全く違う環境だった。徹底した感染防止対策を取るため、無観客。関係者は取材や移動、食事、さらには練習まで制限されたうえ、大型連戦が続いたことで、例年以上に厳しいシーズンになった。

しかし個人的には、例年どおりか、それ以上におもしろいシーズンだった。

閉塞感のある日常のなかで、プロ野球観戦は素晴らしい娯楽だった。無観客試合は新鮮だったし、観客が動員されれば盛り上がった。連戦ならではの采配を予想したり、CSをアテにせず優勝のみを目指す貪欲な野球にワクワクしたり…

いろんな問題もあったけど、やっぱり開幕してくれてよかった。野球、特に阪神タイガースに力をもらった一年だった。矢野監督はじめ、関係者のみなさん、ありがとうございました!来シーズンはもう少しコロナが落ち着いてるといいなあ。

そしてラミレス監督。

監督として最後の試合、大変お疲れ様でした。

最後の最後まで勝負に徹する姿勢はまさに勝負師。それはまあ、阪神ファンとしては大山と勝負してほしいけど、申告敬遠は打者への敬意の表れ。むしろ他球団の監督からここまで警戒されるようになったことを誇っていい。それに、先発大貫は11勝目がかかった大事なマウンド。チームを勝たせるため、選手を助けるために戦うという監督の責務を全うしたんだから、なにも言うことはない。

アイデアマンで、批判を恐れない采配もたくさんあった。見事にハマることもあれば、裏目に出ることもあったが、今思うと懐かしい。

個人的には、FA宣言した大和を獲得してくれたり、ルーキー時代からやたらと高山を高く評価してくれているのも印象に残っている。

来シーズンも別のポストで球団に残留するらしい。またどこかで会えると思うと嬉しいね。本当にお疲れ様でした。

そして能見。

来年は阪神にいないんだよなー。まだ実感がわかないせいか、不思議とさびしくない。今後、他球団のユニフォーム姿を見たときにどんな気持ちになるのだろうか。

鳥谷のロッテ入団のときは素直に嬉しかったし、能見の去就も喜べると信じたい。

16年間ありがとう!どこにいっても応援するよ!