11.14
セリーグの全日程が終了したところで、個人タイトルの獲得者が確定。
まあ、おおむね分かっていたうえ、スアレスの最多セーブのように、残り試合数から逆算して、早々に内定していたものもある。
打者部門では、
首位打者 DeNA佐野 .328
本塁打王 巨人岡本 31本
打点王 巨人岡本 97打点
投手部門は、
最優秀防御率 中日大野 .182
最多勝 巨人菅野 14勝
最多セーブ 阪神スアレス 25セーブ
このほか、
最多安打 中日大島 146安打
盗塁王 阪神近本 31盗塁
など。
タイトル争い常連の選手もいれば、ケガから見事なカムバックを果たしたスアレスや、今シーズン大ブレイクした佐野など、意外といっては失礼だけど、開幕前の期待を大幅に超えていった選手も。
特に佐野には驚かされた。
開幕直後から打率は常に三割前後をキープ。なかなか出なかった本塁打も、一本出てからはコンスタントに打ち続けて、最終的に20本。
去年から頭角を現し始めていたが、まさかこれほどとは。2016年のドラフト9位が首位打者。参りました。ケガでシーズン完走はできなかったが、120試合中106試合出場は大したもの。治療に専念して、また元気な姿を見せてほしい。
ラミレス監督の判断も見事。筒香の後継者としてキャプテンに指名し、4番で起用。そして大正解。
監督が才能を見いだし、その期待に選手が応える。これぞプロ野球!
さて、そんな素晴らしいラミレス監督と佐野だが、ラミレス監督が打撃センスをベタ褒めし、佐野がアマチュア時代に「雲の上の存在」と評した選手が、阪神にいる。
そう、高山です。
期待どおりに活躍できたのは一年目だけで、二年目以降は才能を持て余しているのか、なかなか成績が伴わない。
ルーキー時代と比べると、守備は見違えるほど上達したし、体も大きくなっている。佐野のように、なにかのきっかけでブレイクしても不思議ではない。
ラミレス監督や佐野のように、私も高山の才能を信じている。三割打つのは当たり前、ゆくゆくは首位打者争いにも加わる選手だと信じている。毎年めちゃくちゃ期待してるんだよ。
今年はほんと、好調だったんだよなー。コロナさえなければ…!条件は全球団全選手同じとはいえ、本当に残念でならない。
来シーズンこそ、活躍できるといいなあ。