12.15
移籍1年目からクローザーとして定着、タイトル獲得。シーズン途中からの大抜擢に応えてくれたスアレス。
手術の影響など不安要素もあり、複数年契約を締結していなかったため、来シーズンからはメジャー挑戦が噂されていたのだが、ここにきて、かなりの確率で残留が濃厚といわれている。
これが事実なら、オフシーズンの補強は100点。本当に非の打ち所がない、理想的な布陣。来シーズンも助っ人登録は5人だから、投打で積極起用できるのは大きな強み。ひいき目なしで阪神を優勝候補に挙げられるシーズンが来るとは…
ただ、スアレス本人のモチベーションだけは心配。2年7億クラスの大型契約を用意しているとの情報もあるが、メジャー移籍が叶わなかったショックも大きいと思われる。スパッと気持ちを切り替えて、阪神1年目の今シーズンのように、ハングリーな気持ちで投げてくれたらありがたい。
その点、ロハスはものすごくハングリー。彼もメジャーとの争奪戦と報じられていたが、最終的に阪神入り。どうやら、メジャー契約ではなくマイナー契約だったらしい。
しかもその際、「韓国での実績は米国では無意味」「日本でも同じくらいの成績を残すことができたらメジャー契約を用意する」といった話をされたらしく、それが彼を奮起させたとか。
悪い言い方をすれば、NPBを踏み台にしてメジャーを目指すということになるが、全然問題ない。むしろそれぐらいハングリーなほうが頼もしい。
大型契約に満足してしまったのか、やる気が感じられない助っ人もたくさん見てきた。ロハスよ、阪神でバリバリ活躍して、気持ちよくメジャーに挑戦してくれ!
それにしても、来シーズンへの期待は高まるばかりやな。佐藤も獲得できたし、井上も気になる。陽川もいい感じになってきて、高山や中谷もいる。
楽しみしかない2021シーズン。コロナ次第だけど、来年もキャンプ行きたいなー。