12.17
藤浪の契約更改が終了し、5年連続のダウン査定で終了した模様。
ただ本人としては、結果はさておき感覚的には納得できる部分もあったみたい。ダウン査定も受け入れて、はやくも来シーズンに向けての意気込みも語ってくれた。
そのなかで、「自分としては先発以外頭にない」と語っていたのが印象的。球威、スタミナ、実績は十分。多少荒れても、または失点しても、試合を作ってくれればOKというのも彼のスタイルに合っている。総合的に判断すれば、確かに先発向きといえる要素は揃っている。
中継ぎで復活して、最終的に先発でも好投してくれたわけだから、来シーズンこそ本領発揮してローテに戻ってほしいのも事実。
しかし個人的には、どちらかというとリリーフのほうが頼もしい気がしている。
今シーズンはリリーフで藤浪のいいところをたくさん見つけることができた。とにかく1イニングを0に抑えることだけに専念することで、160キロを連発、連投もOK。多少状態が悪くても、球威でねじ伏せることもできる。藤浪がリリーフにまわってくれたおかげで勝てた試合もたくさんあった。頼りになる藤浪が戻ってきたと何度も実感した。
いっそ、藤川の後継者としてクローザーを目指してほしいぐらい。スアレスの動向を抜きにしても、藤浪がリリーフやってくれるなら非常にありがたいんだがなあ。
もちろん、先発に不満があるわけではない。本人が先発希望で、矢野監督もゴーサインを出しているようなので、そのつもりで頑張るほうがいい。
ただ、チームの方針で再びリリーフ転向することになっても、腐らず頑張ってほしい。そしてそうなった場合は、最高のリリーフピッチャーを目指してほしい。
先発かリリーフか。来シーズンも勝負の1年になりそうだね。