12.18
ゴールデングラブ賞が発表された。セリーグの選出者は以下のとおり。
投手…菅野(巨人)
捕手…梅野(阪神)
一塁手…ビシエド(中日)
二塁手…菊池(広島)
三塁手…高橋(中日)
遊撃手…坂本(巨人)
外野手…鈴木(広島)、大島(中日)、青木(ヤクルト)
阪神の選手は、梅野が3年連続3度目の受賞となったほか、投手部門で西が3番手、外野手部門で近本が5番手と、なかなかの得票をいただいた模様。
いろんな意見がありそうだけど、やっぱり順当な結果だと思う。一口に守備力といっても、ポジショニングやキャッチング、グラブさばき、ハンドリング、スローイング、守備範囲、スピード、肩の強さなど、様々な要素を要求される。また、投票者から「守備がうまい」というイメージを持たれていることも重要。どんなに実力があっても、印象が悪い選手には票が集まらない。
そんななかで、全300票のうち283票を獲得した菊池は、誰も文句のつけようがないはず。名実ともに守備職人。さすがとしか言いようがない。
梅野は136票獲得、2位の中日木下と19票差。ケガもあったし、規定打席にも到達できなかったことで圧倒的多数票での選出とはならなかった。
パリーグの甲斐が269票中267票獲得しと選出されたことを考えると、純粋な守備力に加えて、試合に出ること、守備がうまいと思わせることも大事だとわかる。
梅野自身も、城島氏と同じ背番号で望む来シーズンは、さらなる飛躍を目指しているらしい。
優勝、GG賞、ベストナイン。期待できるね。