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シーズンオフに素晴らしい補強を行った阪神。しかし新型コロナウイルスの再流行に加えて、変異種が出現したことで、入国管理が厳しくなった。
助っ人たちは無事来日できるのだろうか。どの球団も悩みのタネだろうけど、阪神は特に深刻。
そんななかで、オリックスのモヤ選手が、3日夜に来日したとのニュースが。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため14日間の待機が必要らしく、それを見越して早めの来日に踏み切ったとのこと。
2019年シーズン途中から、中日→オリックスに移籍したモヤ選手。2020シーズンは46試合に出場し、打率2割7分4厘、12本塁打、38打点。
2021シーズンにかける想いの強さが伝わってくる、迅速な対応。球団の働きかけもあったかもしれないが、この決断はオリックスファンも嬉しいんじゃないかな。
しかしこれは、キャンプインに確実に間に合うというメリットがある一方、各人の自主トレメニューや期間が制限されるデメリットもある。特に助っ人は、自主トレで体をほぼ仕上げておいて、キャンプは本当の意味での調整にあてるという選手も少なくない。
阪神としても、可能な限りリスク管理したいところだろうけど、開幕してから十分に力を発揮できなければ意味がない。といって、日本に来られなかったらどうしようもないし…難しいなあ。
編成陣が頑張ってくれたおかげで、せっかく最高の補強が出来たんだから、助っ人来日の調整と、コンディション管理のサポートに関して、球団側で頑張ってもらえるとありがたい。最高の布陣が絵に描いた餅になってしまわないように…