将来の中軸候補たち

1.5

矢野監督へのインタビュー記事のなかで、「将来的な3、4、5で佐藤輝、大山、井上っていうスケール感のある選手が中心を固めてくれたら」という期待溢れる発言があった。

大山に関しては確かにそのとおりというか、2020シーズンの成績をみれば彼以外いない。大きく飛躍した1年だったけど、すぐにでもキャリアハイを更新してほしい。本塁打王や打点王、3割30本など、大きな目標が手の届くところまで来ている。2021シーズンもよほどのことがない限り4番スタートやろうね。

そして佐藤が3番構想。アマチュア時代の成績は申し分なく、身体能力もトップクラスながらまだまだ伸びる余地がある。当然矢野監督の期待も大きいし、ファンもすごく楽しみにしている。助っ人とのポジション争いからスタートするルーキーイヤーは大変だろうけど、なるべくたくさんチャンスを与えてほしいね。

そして井上が5番。正直、2020シーズンに少しだけ1軍戦に出場した以外では、2軍で頑張っているという情報しかないのでプレーの印象はまだ薄い。ただ、阪神ファンのみならず、多くのプロ野球関係者らが彼のスケールの大きさを認めており、今後が非常に楽しみな選手。2021シーズンは2軍戦でバリバリ経験を積むのもいいし、1軍でレベルの高い野球に触れるのもいい。いまが1番伸びる時期!英才教育で強打者に育ててほしいね。

チームとしての2021シーズンの理想は、大山が安定した成績を残したうえで、佐藤が即戦力として新人王クラスの活躍、井上が2軍ではやることがないくらい成長してくれること。

となれば、キャンプでのスタートダッシュは超重要。ファンも期待してるぞ!