1.9
メジャー挑戦を表明していたのは、巨人菅野、ロッテ澤村、日ハム有原、西川。
このうち菅野、西川は日本球界に留まることが決定済み。澤村は交渉中。
いまのところメジャー行きが決まっているのは有原のみ。
実力、実績、年齢、条件、タイミング、運、代理人の手腕など、移籍には多くの要因が複雑に絡むうえ、メジャーの球団の補強ポイントとマッチするかどうかも重要。
西川はすごくいい選手だけど、移籍ならず。メジャー球団の気を引くためには打撃タイトルが必要だったのかも。昨年、大きなタイトルを引っさげて挑戦した筒香、秋山が苦労しているのをみて、日本人野手の評価が厳しくなっているのかなー。
どちらかというと、メジャーでは、日本人選手は野手よりも投手のほうが市場価値が高い気がする。菅野はあっさり決まるものとばかり思っていたのでちょっと意外だった。やっぱりメジャー移籍ってハードル高いんだな。
澤村は…どうかな。最近、メジャー全体で「リリーフピッチャーは先発失格者に任せればよいので、リリーフ専門のピッチャーを獲得する必要はない」という考えが広まりつつあるという噂を聞いたことがある。もし本当なら契約交渉は難航するかも。
コロナショックで、メジャー球団も補強に消極的になっているのだろうか。まあ、チャンスが今回限りということもないし、日本球界に必要な選手ということは変わらない。
メジャーに行く選手も行かない選手も、気持ちを強く持って2021シーズンに臨んでほしい。