6.1広島阪神マツダスタジアム

7-2敗戦

先発が打たれて、野手は打てず、リリーフも打たれて連敗。

先発岩田は6回途中4失点で敗戦投手。4回まではナイスピッチングで、0失点で抑えてたのになあ。5回に2失点、6回表に野手が1点返したあとの6回裏にさらに2失点して途中降板。いまの広島打線の状態を考えると、なんとか最低限の仕事はしてくれたと言っていいのかな?いやいや、広島に勝たないと上位は狙えないんだから、今日のピッチングでは本人も納得していないはず。次回登板で挽回してくれ!

打線は、ジョンソンから1点と九里から1点の計2得点。福留が離脱して糸井もベンチスタートで最後まで出番がなかった試合だったと考えれば、まあまあ頑張ったと言えなくもない。
3番に抜擢されたマルテはタイムリーヒットを含むマルチ安打。矢野監督の采配を意気に感じて、さっそく結果を出してくれた。8回には四球で出塁するなど、選球眼がいいのも好印象。1塁ライバルの中谷や、福留に代わって1軍登録された陽川が結果を残せなかったことで、より活躍が際立った。
長坂の活躍も目立った。8回の守備から捕手として出場し、広島打線を0で抑えると、9回の打席では今シーズン初ヒット&プロ初ホームランを打った。矢野監督としては、もちろん長坂への期待もあっただろうけど、大量リードされた試合で梅野の休養、長坂が1軍で通用するかの確認を兼ねての起用だったと思う。今日はアピール大成功だったから、矢野監督なら近いうちに必ず出番をくれるはず。

心配なのは福留。
「右ふくらはぎの筋挫傷」で登録抹消。重症ではないらしく、大事を取っての2軍調整とのことだが、交流戦直前のこの時期に離脱となると、チームとしては相当苦しい。だからといって、無理して1軍に合流しても仕方がないし…。
離脱が90試合以上残っているこの時期だったからまだ良かった、と前向きに捉えるしかない。でもやっぱり痛いなあ…。

連勝が止まったうえに2連敗してカード負け越し確定、中軸のベテランの離脱と、嫌な雰囲気が漂いつつある。
レギュラー陣は、焦らず試合に挑むことができるか。福留・糸井を越えなければいけない若手、中堅にチャンスが巡ってくるなかで、出場機会が巡ってきた選手がどれくらい活躍できるか。苦しい時期やけど、なんとか乗り越えてほしい。

明日の先発はガルシア。3タテだけは何としても避けたいところ。頑張れタイガース!