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明日から12球団一斉に開催される、プロ野球の春季キャンプ。
選手たちの体力錬成、技術面のアピール、新人や助っ人の顔見せなど、首脳陣だけでなくファンからの注目度も高い、重要な場。
開幕後では考えられないようなファンサービスも魅力のひとつで、キャンプ地の宮崎、沖縄には多くのファンが観覧にむかい、プロ野球の盛り上がりと地域経済の活性化に貢献している。
今年は新型コロナウイルス対策のため、当初は観覧客を制限して開催する予定とされていたが、コロナの情勢、特に緊急事態宣言の影響により、無観客で開催することになった。
いつまで無観客なのかは現時点で未定。緊急事態宣言は2月7日までとされており、少なくとも7日までは無観客、その後は感染者の推移や医療機関の受入状況などを見ながら、自治体と協議のうえ決定するとのこと。
選手、球団関係者、報道関係者はキャンプ地入り前にPCR検査を受けて陰性を確認する必要があり、その後も定期的にPCR検査を受けるらしい。
また、キャンプに関するガイドラインでは、練習や外出、外食等に関することが記載されているが、各球団は一層厳しいルールを独自に定めるなど、とにかく徹底した対策をとっている。
これらの制限に加えて、助っ人が来日できないという問題も発生しており、ペナント前から慌ただしいことになっているプロ野球。
ファンとしても、現状は大変残念で、心配も大きい。キャンプを無事完走できるか、オープン戦を実施できるのか、そもそも予定どおりシーズン開幕できるのか…
このさきどうなるか、すべてはキャンプの状況次第。関係者の皆様の無事をお祈りしております。