2.16
12日の練習試合で背中の違和感を訴えて、別メニュー調整を続けていた大山は、キャンプ第4クール初日も別メニューでスタート。
大山に関しては、キャンプの時点で特段アピールしておく必要もないので、大事をとって長めの別メニュー調整でも問題ないと思う。気がかりなのは、本当に大変なことになっていないかどうかだけ。とにかくコンディション優先で慎重に調整してほしい。
これによって、佐藤にはチャンスが巡ってきた。本職は内野手ながら、守備位置の兼ね合いで外野手スタートとされていたが、今日の練習試合ではサードスタメン、そして複数安打。
首脳陣としても、大山を焦らすつもりはないはず。あくまでも不測の事態に備えての采配であり、たまたま佐藤を試すことができただけ。
ただ、佐藤にとっては紛れもなくビッグチャンス。シビアな言い方になるが、レギュラー格の選手の不在をチャンスと捉える気概も必要。
大山は焦らずじっくり、佐藤はがむしゃらに。各々やるべきことに専念してほしい。