4.9
浜スタでのDeNA戦は、9-2で勝利。
昨日の鬱憤をはらすような、気持ちのいい勝利。投手も野手も、浜スタ大好きなんだよね。広島がマツダスタジアムで躍動するように、阪神は浜スタで躍動する。不思議な現象だけど、よくなる分には文句はない。
先発藤浪も浜スタとは好相性で、7回2失点と好投。立ち上がりはヒヤヒヤさせられたが、中盤以降はいい感じで、うまく試合をつくったような印象。セットポジションに変えたのがよかったのかな?力押しに拘らず、細かい修正ができたのは見事。粘投の甲斐あって、そして味方の援護と守備にも助けられて、今シーズン初勝利。この白星は、ファンとしても非常に嬉しい。おめでとう!
そんな藤浪を盛り上げたのは野手の援護。14安打9得点。初回に3点、6回に6点と一気にたたみかけた。
ヒーローは誰かな。先制タイムリーを含む3安打2得点のマルテ。同じく3安打で、3得点をあげた大山。マルチヒットと盗塁で復調気配の近本。特大ホームランを含むマルチヒットの佐藤。
…目立っていたのは佐藤かな。あのホームランはあまりにも衝撃的だった。これが6回のビッグイニングの起爆剤になった。
ここまで結構な数の三振を記録している佐藤。打率も振るわず、スタメン落ちも経験。しかしオープン戦で結果を残した自身の打撃を信じて、しっかりしたスイングを続けている。それでいい、いまのまま伸び伸び育ってくれ。
少し気になったのはDeNAの采配。8回の守備から、ファーストの牧をセカンドへ、セカンドの田中をファーストへチェンジ。本日の試合結果に結びつくような采配ではなく、近々合流予定の助っ人野手の起用を見据えた采配。ただただ「悪かった」というだけの試合にしたくないという三浦監督の意図が感じられる。
阪神としても、ロハス合流を見据えるなら、マルテとサンズに代走から守備固めという勝ちパターンの起用ではなく守備位置変更を試してみてもよかったかも?まあ、そうしなかったことで中野と板山に打席がまわったからオッケーとしよう。
そしてこの中野が頑張るんだよねー。少ない出場機会でコツコツ結果を残している。セカンドのレギュラー糸原は、昨日の試合でヒット性の打球がアウトになり連続安打はストップ。今日もノーヒットのまま途中交代と、若干流れは途切れた感があるものの、外すわけにはいかない選手。糸原をメインで使いつつ、いい形で中野に出場機会を与えるためにはリードした状態で終盤を迎えるしかない。
明日は青柳。彼も浜スタと好相性だけど、相手は上茶谷か。難しい試合になるかもね。