すごい試合、しかし故障者も…

4.24

甲子園でのDeNA戦は、13-1で勝利。

昨日の惨敗が嘘のような快勝。先発した選手は、投手を含めて全員安打。初回から終始タイガースペースで計18安打。ホームランなしのつなぎの野球も見応え十分。

試合全体がハイライト集のような、勢いのある試合。多くの選手が結果を残した。

そんななかでも、先発の伊藤は一際輝いていた。9回投げて1失点、7安打されるも粘りのピッチングで2勝目。先発投手は、援護点が多すぎても少なすぎても投げにくいというのは有名な話。最大12点差のリードのなかで、自分を見失わずに最後まで投げ抜いたメンタルとスタミナが頼もしい。来週から始まる9連戦にそなえて、リリーフを休ませることができたのも非常に大きい。最後までローテを守り抜いて、新人王を獲得するぐらい活躍してくれるとありがたい。

しかしこれだけ阪神ペースの試合でも、ケガ人が出ると素直に喜べない。近本は自打球が足にあたって途中交代、北條は練習中に左足首を痛めて登録抹消。

近本はようやく調子があがってきたところでの負傷。明日以降の試合への出場は問題なさそうだけど、サンズや梅野のように、思い切って積極休養日を設けてもいいんじゃないかな。大事には至らないとはいえ、足は近本の最大の武器。無理して悪化するようなことがあれば、チームにとっても彼にとっても大きなマイナス。幸い、外野手は層が厚く、支配下登録されたばかりの小野寺もいる。起用については慎重に判断してほしい。

北條も残念。途中出場ばかりだけど、打席では割としっかり役割を果たしており、今年から本格的に取り組み始めたファースト守備も無難だっただけに、本人も悔しいだろうね。しかも、以前は肩、今回は足首と、痛めると後々まで影響が出かねない部位ばかり。心配やな…

彼らの分まで、他の選手、特に新しく登録された守屋と小野寺には頑張ってもらいたい。とにかくみんな、ケガには気をつけて!