5.7
ハマスタでのDeNA戦は、6-12で敗戦。
結果だけみれば大敗、しかし細かく見ていけば、案外見どころのある試合だった。
まずは大山不在で戦う最初の試合、代わって4番サードに入った佐藤の活躍。
執拗なインコーナー攻めに対して、インコーナーを捨てるわけでもなく、かといって意地になって打ちにいくわけでもなく、インハイまっすぐを狙い打ち。これだけで他球団の攻め方が変わるとは思えないが、対応力の高さを見せてくれた。佐藤の4番、おもしろい!
そしてもうひとり、大山の離脱の影響を受けた選手の糸井。今シーズン初のスタメンで、初ホームラン。やっぱり4打席立たせたいタイプの選手だなあ。他の外野手と併用できれば、コンスタントに結果を残してくれそう。
突如乱れたチェンに代わってマウンドを任された馬場の好投も光った。その後の追い上げを考えると、こういう展開で投げるリリーフの重要性を痛感させられた。
しかしこれは負けた試合。残念なところもちらほら。
打たれたリリーフに関しては、とやかく言うことはできない。結局、先発が早々にマウンドを降りた試合はそう簡単に覆らない。状況を考えれば選手起用も問題ない。どんなピッチャーも打たれるときは打たれるということで、各々反省やね。
問題は3回の拙攻か。中野ヒット、盗塁、チェンの内野安打、近本四球でノーアウト満塁。矢野野球を見せつけるかのような場面を作りながらも、併殺崩れの1点のみ。攻めるときに攻め切らなければ後々苦しくなる。
チェンは今後どうなるかな。ただでさえパンパンの外国人枠だから、ロハスとアルカンタラ展開次第では次回登板はずいぶん先になるかも?