締まったゲーム

5.13

甲子園での中日戦は、2-1で勝利。

ロースコアの試合、戦術面で空回りしたところもあったが、よく粘り、よく我慢した。

守備でも好プレーが見られて、非常にいい試合だった。

今年の阪神の強さの要因は、ホームランの増加。クリーンナップを中心に、とにかくよく打つ。2アウトからでも一気に試合をひっくり返せるのは大きな強み。今日もロースコアの展開で、終盤にホームランで勝ち越し。サンズ、調子は良くなさそうだっただけに、本人にとっても前向きになれる一打だったんじゃないかな。昨年の様子を見ていると、いったん不調に陥ると長引く傾向がありそうなので、コンスタントに結果を残してくれると安心する。

そして今年は、ホームランに加えて、控え選手とベンチワークが頼もしい。ホームランだけではない、矢野監督が作り上げた阪神の強みは、7回の1得点に凝縮されている。

途中出場の原口が四球をもぎ取って、代走熊谷の盗塁。ベンチは不発だった5回の攻撃で消極的にならず、出番をもらった選手はひたすら自分の仕事に徹する。

今日のプロ野球はこの試合だけだったので、他球団のファンでも見ている人は多かったかも?そういう意味でも、いいゲームになってよかった。

明日の巨人戦への追い風になるといいね。青柳の登板に期待しましょう。