5.18
甲子園でのヤクルト戦は、14-3で敗戦。
今日の阪神投手陣は、あわせて13四死球。当然、試合もこんな結果になるよねー。
先発の西は5回5失点。申告敬遠を含めて四球5、死球1。これまで7試合に登板して四球10、死球0という数字を見れば、今日がいかに「らしくない」ピッチングだったかがよくわかる。
最近の西は苦しいピッチングが目立つかも。審判との相性が悪いと泥沼にハマり、決め球に困って痛打され…。あまりにも彼らしくないので、コンディション不良が疑われるほど。
開幕前に喘息で一時離脱した影響が、いまになって出てきたとか?開幕直後は問題なくても、体力的に厳しくなってくるこのタイミングで調整不足が響いてくることもあるんじゃないかな。しきりにマウンドを気にしていたし、本人のなかでもどこか感覚が噛み合わない部分がありそう。
エースとしての自覚があり、責任感が強く、ちょっと調子が出ない日でもきちんと試合を作ってくれる力がある西。彼の意識の高さと実力、我慢強さが、結果的にケガや病気の発覚を遅らせて状態が悪化する、なんてことにならなければいいけど…。
しかしチームとしては悪い出来事ばかりではなかった。ロハスに待望のヒット、しかもホームラン。このホームランからは別人のようなスイングで、次の打席でもタイムリー、最終打席も悪くない打球だった。今日結果が出なければ明日のスタメンは陽川か糸井と目されていたところで、ようやく結果を残せた。
そして糸原を休ませられたのも大きい。どんな点差で負けても1敗は1敗。糸原がいれば…という場面も作れなかった試合だったので結果オーライ。
そして、こういう試合だからこそ出番がある選手を見れるのも楽しみの一つ。
7回から守備についた坂本は、久しぶりの出番。本来控えにしておくのはもったいないぐらいの選手。
熊谷は代走ではなく守備から途中出場。こういう起用もいい経験になるはず。
守屋と桑原も、本来のピッチングとはいかないながら、とりあえず一軍に戻ってこれるところまで復調している様子。まあ、今日は誰が投げても打たれる展開だったと思って諦めるしかない。
とにかく気持ちを切り替えて、明日は西純矢に白星をつけてあげられるような試合にしてほしいな。