5.26
甲子園でのロッテ戦は、3-2で勝利。
最後にハラハラさせられたが、こういうゲームを落とさないのが阪神。よく踏ん張った。
先発の秋山は8回1失点。序盤から文句なしのピッチングで、まっすぐも変化球もビジビシ決まる。ストライク先行でテンポもよく、実に秋山らしい内容だった。8回まではほぼ完璧。その8回も、苦しい場面で内野ゴロを打たせて併殺、最少失点で切り抜けた。昨日リリーフが打たれたので、できれば8回を投げ抜いてほしいというベンチの思惑どおり。打席では送りバントが2つ、四球で出塁と、これ以上できることがないほどの活躍。誰もが納得の4勝目。次回の登板にも期待したい。
この交流戦の2試合は、チャンスをもらった小幡、中野の若手二遊間がいい仕事をしている。小幡は四球で出塁→9番ピッチャーバント→タイムリー、ヒット→ピッチャーバント→タイムリーと、彼の出塁が得点につながっている。5回には、2塁ベース上から浅めのセンターフライでサードに進塁するなど、走塁面でも頼りになる。
中野は犠牲フライとタイムリー。下位打線が作ったチャンスをしっかり生かして貴重な追加点。
糸原、山本が離脱。チームとしては苦しいなかで、チャンスを与えた選手がうまく機能して監督も嬉しいんじゃないかな。守備はうまいし、足も使えるうえ、打撃も期待できるときたら、当面は2番中野、8番小幡でオーダーを組みそう。
ただ、最後にちょっとバタついた場面について、江越にはどうか萎縮せずに頑張ってもらいたい!
開幕1軍でスタートしながら、早々にケガで離脱、ようやく戻ってこれたところで任された代走と守備固め。走塁ミスしてもいい、守備のミスがあってもいい、しかしこれらが重なるとさすがに苦しいのは事実で、チームの流れを失ったのも事実。ベンチが植田や熊谷ではなく江越を起用したことからも、相当な期待と信頼があって、それに応えられなかったのも事実。
ただ、だからといって信頼を失うことは絶対ない。外野の守備固め兼代走を高いレベルで任せられる重要な選手。離脱の原因になった三盗に恐れることなくトライしようとしたことを評価すべきであり、そのミスを取り返そうとして守備で空回りしたことは反省すべきだとしても責められるプレーではないはず。
結果としてスアレスがビシッと抑えてくれたんだから、これでいいのさ。明日以降も緊迫した場面で出番がくる。その場面での活躍に注目させてもらおう。
昨日阪神がロッテに勝って悪いです。今日阪神は絶対にロッテに負けてください。阪神は交流戦と広島戦以外頑張ってください。阪神は道頓堀の飛び込みを防ぐために絶対にリーグ優勝しないでください。広島は3年ぶりのリーグ優勝と37年ぶりの日本一に向けて負けることだけでなく、順位を落とすことも容赦されません。阪神ファンには申し訳ありません。
今年こそはセリーグに勝ち越してほしいと思う一方で、贔屓チームの浮き沈みも重要で…
交流戦になると、これまで以上にセリーグ他球団の勝敗が気になりますよね。
交流戦はセリーグの鬼門。なんとか良い形で切り抜けたいものです。