6.12
楽天生命パークでの楽天戦は、9-1で勝利。
ロースコアで粘って、最終回に大量得点。いい流れを作れたんじゃないかな。
野手が目立つ結果にはなったけど、田中将大に投げ勝った伊藤のピッチングは痺れたねー。7回1失点で4勝目。ルーキーでは毎日試合に出ている佐藤と中田が目立ちまくっているせいか、なかなかスポットライトがあたらないが、本当によく頑張っている。高橋が離脱、チェンは調整中、岩貞は中継ぎと、アクシデントやチーム事情により、現時点でローテ入りしている唯一の左腕。イニング消化できて、ピンチを作っても最少失点で切り抜けて、四球等での自滅もない。今日もいろんな山場を迎えながらも、終わってみればソロ被弾の1失点のみ。次回登板も楽しみやね。
そんな彼のピッチングを後押ししてくれたのがマルテと大山。2アウトからマルテが四球をもぎとって本日初のランナーとして出塁したあと、4番大山がビシッと決めてくれた。外より甘めのまっすぐを、逆らわずに右方向へホームラン。逆方向へのホームランは気持ちがいいね。
追加点となった佐藤のホームランは引っ張りこんでの豪快な一打。ルーキーの第16号。前の打席ではヒットを打っていたけど、この打席は変化球にタイミングが合わず、早々に2ストライクと追い込まれたところから、膝元のスライダーを一振りで仕留めた。あの高さをスタンド中段まで持っていくんだから、やっぱり驚異的なパワーやね。インコースのボールに対しては、穴もあるがツボもあると言った感じなのかな。
そして6回の集中打。一気に6点とって、スアレスを使わずに済む展開になった。若手や途中出場の選手たちの活躍は嬉しい。
ただ、賛否両論ありそうなのが2つの盗塁死。どんな場面でも積極性を見せるスタイルで貯金を重ねてきたこと、走るなら絶対に成功しなければならない場面で刺されるケースもあること、どちらも事実。相手バッテリーに警戒されているのに走って失敗してしまったと考えるか、相手バッテリーに必要以上に警戒させる意味でも、状況によっては結果度外視で挑戦するべきと考えるか…。こればっかりは試合展開とチームの状態次第なのかな。