前半戦MVPはマルテと青柳!

7.15

矢野監督が選ぶ前半戦MVPは、野手がマルテ、投手が青柳。全く異論なし。

マルテは前半戦の84試合全てに出場して、打率.284、本塁打16、打点46、四球52、出塁率.400。守備走塁でも献身的なプレーが多く、まさに主力といえる大活躍。昨年は右下腿のケガの影響で成績が振るわず、契約が危ぶまれる時期さえあったのに、万全の状態で臨む3年目のシーズンは序盤から本領発揮。他球団の助っ人合流が遅れているなかで、タイガースがスタートダッシュを成功させることができた大きな要因の一つ。オールスター出場後に一時帰国するとのことなので、しっかり休養をとってほしいね。

青柳は先発として14試合に登板して、8勝2敗、防御率.179、投球回95.1、QSは12。防御率はリーグトップ、勝利数は2位タイ。文句なしの成績、立派な数字ばかり。

もともと投げるボール自体は良かったんだよね。ただ、四球での自滅や送りバントの失敗、フィールディングなど課題も多かった。

そんな課題を一つ一つ克服しながら、ピッチングの精度を上げ、変化球を増やし、着実に成長していった。オリンピック日本代表選手にも選ばれて、ファンも嬉しいサクセスストーリー。が、まだまだ二桁勝利やタイトル獲得など、やってもらいたいことは山積み。後半戦も期待してる。

個人的なMVPは…誰かなー。前半戦首位、みんな活躍していたから選ぶのは難しい。

野手は、マルテ以外から選ぶなら近本、サンズ、佐藤、梅野あたりか。それぞれ出場試合数は84、83、84、83。ちなみにマルテは84。首位のチームで、これだけ試合に出てるということはそれだけ貢献度も高いということ。彼らが数字を伸ばせばチームも勝てるだろうし、落とせばチームも沈んでいく。

投手はスアレス。クローザーとして36登板、1勝1敗25セーブ、防御率1.53。圧倒的やね。今のタイガースで、絶対に替えがきかない選手。いかにして彼に繋ぐか、9回から逆算してリリーフを投入できるのは大きな強み。

チームの調子が悪いといいながらも、首位で折り返すことができたのは自力がある証拠。後半戦も楽しみやね。