アメリカ戦勝利!

8.2

オリンピック決勝トーナメント、アメリカとの第一戦は7-6で勝利。

なかなか大変な試合になったね。

両軍12安打の打撃戦、9回以降の攻防は特に盛り上がった。9回を抑えた大野、土壇場での同点の立役者の鈴木、浅村、柳田。10回タイブレークを凌いだ栗林、代打で送りバントを成功させた栗原、サヨナラ打の甲斐。

総力戦でのサヨナラ勝ちは、不調の選手が多くてもどうにか戦える底力がある証拠。

そんななかで、絶好調の甲斐の活躍が輝いている。初戦は同点のスクイズ、2戦目は猛打賞、今日も途中出場でサヨナラヒット。

キャッチング、ブロッキング、スローイングは一流。10回の守備では、栗林がキャッチーからボールが返ってくるたびに帽子をとるので、その間にホームスチールされないように甲斐がサードランナーをしっかり目で牽制するなど細かいところも抜け目ない。

これに加えて打撃も好調ときたら、そりゃあもう日本代表の正捕手と認めざるを得ない。

梅野もディフェンス面では負けてないと思うけど、だったら打撃がいいほうを使いたいのは当然の流れ。短期決戦では状態がいい選手を優先的に使うのが基本。

梅野は悪くない、ピッチャーだけではなくチームも引っ張ってるくらい勢いがある甲斐が凄すぎるだけ。

というか、代表メンバーに悪い選手は一人もいない。どの球団の誰がダメだったかは問題ではなく、チーム全員で失敗をカバーしあって、劣勢を跳ね返して勝ち進むのが野球の醍醐味。今日は素晴らしい試合を見ることができて満足した。4日の韓国戦も期待してます。