10.11
はやいもので、もうドラフト会議当日。
おもえば、昨年のドラフトは最高だった。
佐藤輝明、伊藤、佐藤蓮、栄枝、村上、中野、高寺、石井、育成で岩田。2020ドラフトの目玉を獲得できたほか、各ポジションをバランスよく指名。1軍デビュー済どころか、すでに1軍でバリバリ活躍している選手も。
今年のドラフトは、
1位 森木大智
2位 鈴木勇斗
3位 桐敷拓馬
4位 前川右京
5位 岡留英貴
6位 豊田寛
7位 中川勇斗
育成1位 伊藤稜
8名のうち投手5名、外野手2名、捕手1名。投手5名のうち高卒1名、大卒4名、右腕が2名、左腕が3名。外野手2名高卒と社会人から1名ずつ。捕手1名は高卒。
バランスがよかった昨年とは違い、投手中心の指名。一番のポイントは内野手を指名しなかったことかな。現有戦力と引退する選手、様々な事情を総合的に判断してのことだろうけど、思い切ったドラフトだと思う。こうなると投手陣には例年以上に期待したくなる。
1位の森木は将来のエース候補。西純矢と同じように大事に育てるものとして、2位鈴木と3位桐敷は、左腕の即戦力として期待したい。5位の岡留が前評判通りのリリーバーとして7回の男になってくれば及川は来シーズン先発で起用できそう。育成1位の伊藤は速球派の左腕で、課題は制球力だとか。この手のピッチャーを育てるのには定評のある阪神なので、きっと大成してくれるはず。
今年もいいドラフトだった。個人的には大満足。ただ、昨年ほど注目する余裕がなかったのはチームが優勝争いしているからだろうか。
現在ヤクルトがマジック9。残り試合はヤクルト14、阪神11。
ヤクルトが7勝7敗の5割の場合は、阪神は9勝1敗1分け以上で優勝。
ヤクルトが8勝5敗1分けの場合は、阪神は11勝で優勝。
つまり、ヤクルトが9勝以上するようであれば問答無用で優勝を逃す。いまのヤクルトの勢いなら十分あり得る。
阪神がやれることは、とにかく勝ち続けることしかない。残り試合全勝したうえで、優勝できれば最高、できなければヤクルトに拍手。最後まで楽しみやね。