12.6
入団1年目の今シーズンは、先発で始まりリリーフまで経験し、最終的には24試合に登板して3勝3敗6ホールド、防御率3.49。
なんとも言えない微妙な数字。内容的にも良かったり悪かったりでいまいち印象的なピッチングが思い浮かばないかも。
期待値が高かったからなー。二桁勝利は当たり前、タイトル争いやストーブリーグでのメジャー流出阻止まで気にしていたことを思えば、立派な数字を残せず便利屋みたいな起用で終わってしまったのはとても残念。
150キロを超えるまっすぐ、変化球も揃っていて、コントロールで苦労することもない。しかし先発するとなぜが4回ぐらいで相手打線につかまる傾向あり。
コロナ禍で来日が遅れたせいで調整不足だったのが最後まで響いた。それでも中継ぎでチームを助けてくれたのはさすがやね。
ベストコンディションでキャンプから合流できれば戦力としては十分計算できるはず。ただそうなるとリリーフが手薄になるのがねー。
正直、先発よりもリリーフのほうが心配。アルカンタラ本来のスペックで言えば、思い切って彼をクローザー候補としても悪くないぐらい。
本当に実力を発揮できるかどうかは、いつから合流できるかにかかってる。早めに合流して、シーズンでは目の覚めるような活躍に期待。