今日で交流戦を含む前半戦の全日程が終了。以前も書いた通り、阪神はセリーグ順位3位で折り返すことになるね。
交流戦での最終順位は10位。失速は痛かったけど、オープン戦も11位で低調だったし、案外深く悩む必要はないかも?
現時点での阪神のチーム成績は以下の通り。
試合数 73
勝利数 35
敗戦数 34
引分数 4
残試合 70
得点数 290
失点数 302
本塁打 51
打率 .250
防御率 3.44
盗塁 52
注目したいのはリーグトップの盗塁数。矢野監督が目指す「超積極的野球」は、勝つことを優先させすぎると、かえってパフォーマンスや成長の妨げになるため、積極的なプレーでの失敗は許す!という方針。
この方針のもとで頭角を現したのが近本。リーグ2位でチームトップの18盗塁の一方で、序盤は失敗が続いたこともあり、盗塁死9と結構多め。それでも盗塁あきらめず挑戦し続けた結果、徐々に成功率が上がったうえ、2盗だけでなく3盗も成功させるなど、実力を発揮できたし成長もしたと思う。後半戦も失敗を恐れずどんどん走って、チームを牽引してほしい。
打率は.250でリーグ3位。貧打の印象が強いのは、本塁打数が51本で5位だからかな。本塁打数1位の巨人は94本だから、約1.8倍か。増えるに越したことはないけど、甲子園が本拠地だとどうしても厳しい。クリーンナップに本塁打を期待しつつも、基本的には機動力を生かして確実に得点することと、リリーフでしっかり逃げ切ることを目指すべきやね。