3.22
うーん、これまた難しい話やな。
そもそも5番バッターってどんな存在なのかな。
4番、3番に次いで打撃力がある選手?
打率よりも本塁打や打点を期待できる選手?
チャンスに強くてとにかくランナーを返せる選手?
今年の阪神打線に当てはめて考えると、3番には出塁率が高くて長打も期待できるマルテ、4番にはオープン戦で抜群の結果を残した佐藤というのは間違いなさそう。この2人との勝負を避けて5番と勝負ってこともあるだろうね。
そうなるとやっぱり一番は勝負強さ。後ろに繋ぐというよりも、確実にチャンスをモノにする決定力。長打がないと物足りないかも。
糸原の勝負強さは認める。コンタクトヒットがうまい選手を5番に置くのもおもしろとは思う。適性なしとは思わない。でも長打のことまで考えると糸井がいるし、右なら大山がいるよな。
糸原自身、5番よりも他の打順のほうが成績よかったんじゃないかな。それこそ昨シーズンの前半戦は2番糸原がチームを引っ張った訳だし。あの頃みたいに2番糸原で、5番6番を大山糸井、8番中野でもいい。
2番は足を使える中野でいきたいなら糸原は下位で使うだけのことで、糸井や大山と並べれば相手バッテリーへの圧力にもなりそう。
オープン戦の結果を開幕オーダーに反映させて、そもそも糸原を外す選択肢もある。その場合は2番中野8番小幡、5番糸井か大山。
仮に大山を外してセカンド小幡サード糸原だとしても5番の優先順位は糸井が上。
糸原を5番で使う場面があるとしたら、糸原が好調、大山の状態が上がらず、糸井がバテてきたような状況だろうか。
本人のバッティングスタイル、好不調の波、守備走塁、前後のバッター、相手ピッチャーとの相性…。いろんなことを総合的に判断して適材適所の人員配置を心がけないとね。