浮上の鍵は打線

5.2

31試合を終えて、10勝20敗1分けで最下位。5位DeNAとは2.5ゲーム差、首位巨人とは9ゲーム差。

100敗ペースで勝率0割台だった頃とは全然違うチーム状態。選手と監督が腐らず諦めず前向きに戦い続けたおかげやね。もともと他球団と互角に戦えるだけの戦力はあったんだから、悪い波が引いたら連勝しても不思議ではない。

そうは言っても借金10は重い。どんなに好調が続いても完済は前半戦のうちぐらいだと思っていたほうがよさそう。

でも最下位脱出は5月中に達成できるかも。どのチームも苦しんでいるなかで、阪神はどん底を脱した感があるのは大きな強み。カード勝ち越し、どんなに悪くても3連敗は回避することが大事。

投手陣のほうは青柳が帰ってきたあたりから先発もリリーフも安定してきた。先発には引き続き長いイニングを投げてもらうこと、リリーフは勝ちパターン以外の投手の台頭を期待したい。

最下位脱出の鍵になるのは打線かなー。選手個人の状態もかなり上がってきて、苦し紛れの打順変更ではなくいろんな攻撃パターンを想定できる嬉しい悩みを抱えながらのスタメン起用になってきた。逆に言えば、あんまり状態がよくない選手が悪目立ちするようにもなってきた。

梅野がめちゃくちゃ併殺多いんだよね。このまま行けばシーズン記録に到達する勢いだとか。

もともと併殺は少ないほうではないし、チャンスに強いイメージのほうが強かったから特に気にしてなかったけど、今年に関しては併殺のイメージも強い。

まあでも、個人的には併殺を恐れて三振したり内野フライで終わるぐらいなら積極的に打ちにいってくれたほうがいいかも。併殺が良いとは思わないけど、攻めっ気をなくしたら梅野の持ち味がなくなる。

今年はキャッチャーは併用でここまできていて、よっぽどのことがない限り今後もそのままだろうから、例年よりもコンディションを整える余裕はありそう。早めにいいときの梅野に戻ってほしい。