5.6
バンテリンドームでの中日戦は、0-1で敗戦。
サヨナラ負けって結構ショックが大きい。まあ今日の試合展開ならこういう終わり方も想像できたし、内容にも特に文句はないんだけどさ。
とにかく両先発の好投が光った試合。
大野が勝つのは当然として、青柳だって黒星が付くのはあり得ないようなピッチング。
大野は9回終了時点でパーフェクト。延長10回に打たれはしたけど1安打無失点。見るからに絶好調で、ピッチャーよりも守ってる野手のほうがプレッシャーを感じていたんじゃないかな。失投は佐藤に打たれたあの1球だけ?文句なしのピッチングに加えて「自分の記録なんてどうでもいい、とにかく勝ちたかった」というコメントも素敵。阪神ファンとしても借金返済しか考えられない日々で、とにかく勝ちたかったはずなのに、頭のどこかでパーフェクトを見たい気持ちも湧いてくるような魅力のあるピッチングだった。彼にはパーフェクト達成のチャンスは必ずまた巡ってくると思うので、他球団ファンとしても楽しみ。
青柳も最高だった。まさか今シーズン初黒星が10回途中1失点とは。彼はパーフェクトではないけど9回まで無失点。本当に両先発がすごすぎて、引き締まった試合の面白さを堪能できた。
こういう試合で打線の出来栄えに文句を言うのは野暮よなー。いくら打線に元気がないと言っても、ここまで抑える、抑えられるならピッチャーを褒めるべき。
何か語る部分があるとしたら、9回裏の守備ぐらいか。1アウト満塁で石川の場面、阪神は前進守備。で、センターに抜ける打球でサヨナラ。
ゲッツー体制なら無失点だったかも?普通ならショートゴロで併殺の打球だっただけに、いろいろ考えてしまうところ。阪神の前進守備がうまくハマったシーンもあんまり記憶にないし…。
ただ、冷静に考えれば前進守備が正解なのか。ゲッツー体制でセカンドでアウトとってもファーストでアウトとれなかったらどのみちサヨナラ。一度に2つのアウトをとることより、まずはホームで1つアウトをとることを優先するのは当然やもんな。結果論ではゲッツー体制が正解、戦術としては前進守備が正解ってことか。野球って難しいなー。