僅差で勝ったやん!

5.21

甲子園での巨人戦は、2-1で勝利。

逃げ切った!僅差で勝ったのはずいぶん久しぶりな気がする。5月8日の中日戦で4-3で勝ったのが最後の1点差ゲームでの勝利か。こういう試合を増やしていきたいねー。

ウィルカーソンは7回無失点で3勝目。球数や消化できるイニングも増えてきて、ようやく本領発揮し始めたような印象。まっすぐ、スライダー、チェンジアップの組み合わせにカーブを混ぜるピッチングが日本球界にマッチしてる。立ち上がりに苦労するとか、クリーンナップによく打たれるといったような明確な課題もなく、なんでも器用にやってくれるタイプ。これから交流戦と、暑さと湿気でうんざりする日本の夏を迎えるにあたってパフォーマンスを維持できるかに注目やね。先輩のマルテにアドバイスを求めてもよさそう。

そのマルテが3安打1打点の活躍。序盤の不調と離脱もあって打率は.206。ここからが勝負やね。打率、打点、勝負強さ。ケガさえなければずっとスタメンで使いたい選手。しかしやっぱりマルテの魅力は選球眼。バリバリ打ってランナーを返すだけじゃなくて、厳しい攻めをくぐり抜けて4番につなぐフォアボールが何度もチームを救った。今年は低めの変化球の見極めに苦労したせいで波に乗れなかったような気がする。日本球界4年目、経験が上回るか、他球団の研究成果が上回るか。マルテの頑張りに期待したいところ。

相変わらず打線が厳しいなかでも、工夫して得点しようとする動きがあって、実際にうまくいっているのはいいことだと思う。長坂、いい仕事してるんじゃないかな。

スタメンマスクは4年ぶりとか。昨日は再三のチャンスで仕事ができずに悔しい思いもあったなかで、打ってはセーフティスクイズでの追加点、守っては9回1失点の好リード。梅野が離脱して、坂本は昨日の試合を途中交代してコンディション不良も噂されている。思いがけず巡ってきたこのチャンスをぜひモノにしてほしい。流れを作るのはこういう選手!

しかしここにきて岩崎が若干不調気味?なのが少し気になる。0で抑えてはいるけど紙一重の場面もちらほら。彼はボールのキレと球もちの良さで勝負する典型的な技巧派タイプ。少々状態が悪くても球威で何とかなるパワーピッチャーと違って、内容の良し悪しが結果に影響しやすい。余裕があれば休ませたり配置転換も考慮するところだけど、代わりは誰もいないからなー。それに、あまり良くないなかでも抑えるだけの投球術と経験があるのも強み。信じてパフォーマンスが上がってくるのを待つしかないね。