やっぱり勝たないと!

6.1

甲子園での西武戦は、5-4で勝利。

5点差つけて勝てそうな雰囲気になったところから1点差までつめられて、なんとか逃げ切った試合。開幕戦が頭をよぎる展開にヒヤヒヤした。リリーフ陣の頑張りは偉大やね。

西は6回途中1失点で降板して、残したランナーが生還して自責3で勝利投手。球数は104。

まあまあ、悪くなかったんじゃない?三振が多いタイプだから球数が増えるのも仕方ないし、6回以外はピンチを迎えても対応できたしさ。ただどうしても球数が増えるにつれて高めの浮き球も増えてきて、そのあたりをどう改善していくかで長いイニングを消化できるかに影響しそう。6回の壁、7回の壁やね。でも今はチームが勝てるピッチングが出来た点に注目してあげたい。細かい投球術はこれから覚えていけばいい。素材の良さと持ち味を生かして、今できることを目一杯やってのけることが重要。

野手では5番ファーストでスタメン起用された大山が3回裏に9号となるスリーラン。不調が長いタイプなので非難の対象になりがちだけど、どんなときも自分のスタイルを貫く姿勢はいいと思う。やはり適正打順は3、4、5か。下位打線である程度自由に打っても魅力はあるけど、ポイントゲッターとして期待したいからね。まあどの打順でもチャンスが巡ってくるのが大山なんだけどね。とにかくランナーを返すバッティングで、バリバリの点取り屋になってほしい。

久しぶりにスタメン起用された島田も頑張ってたね。ヒーローにはなり損ねたけど3安打で猛アピール。チームの勝ちにも大きく貢献。

マルテが抜けた影響はすごく大きくて、せっかく固まりつつあった打順も再構築することに。3番を埋めるためにいろんな選手が動かされて、ますます打線が苦しくなる…というのが懸案事項。今日の島田は1番バッターとして文句なしの活躍だったし、3番に入った近本も内野ゴロで先制するなど、ふさわしいプレーができたと思う。

高山、ロハス、小野寺との外野手争いは、今のところ島田が一歩リードかな。それぞれ個性があって持ち味が生きる場面も違うけど、足が使えるというのは大きなアドバンテージ。そのうえ打てるとなれば存在感も増していく。このポジション争いがチームを押し上げるきっかけになるといいね。

やっぱり勝つと嬉しいし、当然ながら上に行くためには勝つしかない。ひとまずこれで交流戦の戦績は5割、ここからどれだけ上積みできるか、借金を返せるか。まず目指すのはカード勝ち越し。明日のガンケルに期待やね。