6.4
甲子園での日ハム戦は、3-0で勝利。
先発が好投して、野手がチャンスをモノにして、リリーフで逃げ切る。
昨日みたいにたくさん点をとって勝つ試合も大事だけど、今日みたいに無難に勝つのもすごく大事。こういう展開を増やしていきたいね。
そのためにまず必要なのは先発の好投。青柳は今日も安定感抜群、8回無失点で6勝目。今日の投球で規定投球回をクリア、6勝は菅野、戸郷と並んでリーグトップ、防御率は西の1.64のさらに上をいって0.98でリーグトップ。結果も内容も個人成績もずば抜けている。
相手チームも相当マークしているなかで、一向に打たれる気配がない。青柳自身は謙虚にキャッチャーの功績だと語っていて、確かにそれもあるだろうけどピッチャーとして相当な力量がないとここまでの結果は出ない。球の質、コントロール、クイック、タイミング、投球モーション、フィールディング、新たな変化球の習得、送りバントなど、プロ入りしてからどんどん野球が上手になっている。毎年課題を設定して改善に取り組んで、着実に力をつけてきたから今があるんやろうな。青柳の成長は、これから阪神に入団する選手のモデルケースになってもいいぐらい順調。本当に頼もしいピッチャーになってくれたと思う。
当然、打線のつながりも必須。阪神打線、こんなにまっすぐ打つの上手だったっけ?というぐらいしっかりミートできていた。全体としても悪くない印象。
やっぱり島田と近本なのかなー。3番のマルテが抜けて、空いた3番に近本が、さらに空いた1番に島田。玉突き人事で打線が崩れてもおかしくない状況で、むしろ改善傾向にあるのは2人の頑張りのおかげ。
近本は1番のほうがやりやすい旨の発言もあったらしいけど、さすが最多安打のタイトルホルダー、3番としても機能するんやね。これから先のキャリアを考えても絶対に経験しておいたほうがいい打順なので、新たな才能を発揮してほしい。
島田は、チャンスをモノにしてレギュラー奪取とはまだ言えないね。いままさにアピールしている段階。でも評価は着実に、急速に上がっている。近本が3番だから仕方なく…ではなく、本当に魅力があってスタメン起用されているし、結果も残している。伸びしろを感じる場面もたくさんあるので、このまま経験を積めば本当にレギュラーになっても不思議ではない。
この流れで3タテ、今度こそ3タテ!明日の伊藤に期待しよう。