広島に勝てない…

6.21

マツダスタジアムでの広島戦は、3-5で敗戦。

Bクラスは大混戦やな。この時期だから関係ないとはいえ、一つの勝ち負けでガラリと順位が入れ替わる。

広島に勝てない。でも試合を見られないから何とも言えない。マツダの試合はさびしいなー。

結局、チェンの退団のほうがショッキング。

日米通算96勝。36歳のベテラン左腕。阪神では通算1勝、今シーズンは登板なし。二軍では2勝1敗、防御率3.03。

つい最近まで二軍戦で投げてたけど、ケガの影響もあって期待していたピッチングが戻らず、このタイミングでまさかの退団。

複数球団での実績、高額年俸、そして阪神でのこの成績。言いたいことはたくさんあるけど、まずはお疲れ様やね。

最近の阪神の助っ人編成は、ある程度の人数を揃えて、助っ人同士の競争も促しながら、状態がいい選手から使っていくスタイル。もちろん、数を増やせば期待通りにいかない選手もいる。しかしマルテ、サンズ、ガンケル、スアレスやウィルカーソンみたいにしっかり活躍してくれる選手もたくさんいる。いわゆる「ハズレ」への対策だけじゃなくて、ケガや不調にも対応できる体制だからこそうまくいっている部分もある。

チェンに関しては、阪神での実績はさておき、二軍でも腐らず練習とリハビリを頑張りながら、若手にアドバイスしてくれることもあったとか。二軍から上がってくる投手陣はみんなとても頼もしい。きっと彼からの影響もあるんじゃないかな。

手薄な先発左腕、活躍できなかったのは残念。しかし編成の戦略を責めるのは筋違いだし、彼自身を責めるのはもっと違う。補強が全てうまく行く訳がない。外国人は特に難しいんだから。

今回の件から学ぶことがあるとすれば、年齢、故障歴などの不安要素がある選手との大型契約は慎重になるべきってことやね。実績は大事、しかしそこに執着しすぎてしまうと正しい評価ができなくなることもありそう。

引き続き現体制を維持しながら、よりよい編成になっていくことを祈るのみ。