6.22
マツダスタジアムでの広島戦は、4-5で敗戦。
広島に全然勝てない。例え表現ではなくて本当に勝てない。一体どうしたのか…。
そう言えば、昨年優勝争いしている時期も怖いのはヤクルト、そして広島だった。なんとか明日は勝たないと、続いていた巻き返しの勢いがなくなってしまう。
それはそうと、なにやら危ないプレーがあったみたいだね。中野が本塁にヘッドスライディングした際、キャッチャーと激しく交錯。中野はしばらくその場を動けなかったとか。
試合を見れない環境で、当該場面だけ動画でみた印象としては、思っていた以上に強い衝撃があった感じ。その後は自力でベンチに下がって、守備にもついたらしいので大きなケガはなさそう。キャッチャー側も無事みたい。
気になるのは、コリジョンに抵触するかな?ってところ。
コリジョンルールは無用な接触プレーをなくして選手を守るためのルール。でも最近はコリジョンに関する判定が曖昧な気がしている。プレーのなかでやむを得ずそういう立ち位置になってしまうこともあるから難しいんだけど、点が入ったからよし、お互いケガしなかったからよし、で済ませてはいけない。
送球が逸れた場合は走路を塞いでもコリジョン適用外。しかしこれは捕球のためにやむを得ない場合のみで、基本的にはキャッチャーは走路上に体が乗らないようプレーするもの。
今回のケースは最初から走路上で捕球する構えを見せていて、まっすぐホームに向かってくる走者と相対する形になってる。これは本当に危険なプレーで、一歩間違えば取り返しがつかないことになる。
もちろん守備側がわざとやっているわけではないってことは分かってる。コリジョンルールが制定されたのは2016年、当時から練習でもキャンプでも徹底して意識改革が行われて、いまではすっかり常識に。プロの選手が意図して危険なことをするなんて有り得ない。
今回の守備側のプレーは、意識の上ではやむを得ずなのか、もしくはミスなのか。詳細は分からないけど、選手個人の人格を否定するような意見は筋違いやね。
どっちのチームがいいとか悪いとか、警告しない審判がどうとか抗議しない阪神がどうとかそんなレベルの話ではなく、選手を守るためのルールをもっと厳格に適用してほしいだけ。何かいい方法はないかな。頭部死球みたいに罰則を設けるか…?