7.10
ヤクルトで、本日新たに6名の新規感染者が見つかったため、予定されていた試合は中止。
中止は2日連続か。後半の過密日程は出来るだけ避けたいところだけど、事情が事情だけに仕方ない。ヤクルトとしても今日は俄然やる気だったなかで新たに感染者が6名も見つかったせいでやむなく中止を決定したみたい。仕方ないね。この感じだと偽陰性の関係者はたくさんいそうだし、現状のルールと照らし合わせても中止は妥当。
国の指針が完璧とは思わないけど、一定の効果はあるとされていて、これに沿った形で感染防止対策を実施しているからこそプロ野球が開幕できたわけで。
とにかく今は、感染者の早期回復を祈るのみ。
まあでも、中止の影響についてはいろんな意見があるみたいやね。特定の球団に有利になる、不利になる。同様の事態でも○○球団は試合を敢行したとか、管理体制が甘いとか、ペナルティが必要とか、クラスター発生時の明確なルールが必要とか。
有利不利は、誤解を恐れずに言えば確かにあるのかもしれないね。チーム事情的に中止がありがたい場合もあるだろうし、ありがたくない場合もある。
管理体制は…どうだろう。どれだけ頑張って対策してもリスクはゼロにはならない。暑さや疲労で免疫が低下していたらどうしてもリスクは高まる。基本的にはクラスターが発生したチームもそうでないチームも、改めて対策方法を見直すなり周知徹底するしかない。実際にリスク管理が徹底されてなければ話は別だけどさ。明日は我が身、油断しないことが大事。
球団によって対応が違うのは、問題なようで実は正しいのかもしれない。クラスターも、チーム内での感染の規模やルートによって、感染者だけ隔離して空いた枠は二軍メンバーを補填するだけでいい場合(試合可能)もあれば、そうでない場合(試合困難)もある。今回のヤクルト-阪神の場合は、規模が大きいうえ翌日新たに複数名が陽性。まだまだ偽陰性者がいても不思議ではない。既に1試合終えていて阪神サイドの感染も懸念される。となればもう中止するのが無難。
しかしこのまま球団任せにしておくのは良くないと思う。ファンが感じる不満の多くは、対応が球団主導ってところに原因があるのかもしれん。でも今から協議、決定、各球団への説明、施行は現実的に厳しいので、来シーズン以降の取り扱いとして検討してほしいと思う。
なので今シーズンは、球団ごとの対応しかできないし、それが無難ということになるのかな。難しいね。
でもペナルティはないほうがいいだろうな。あったら絶対隠蔽したくなるはず。今ぐらい緩いからこそきちんと申告して、感染拡大を防ぐための動きができる。じゃあ隠蔽した場合のペナルティを…ってなると不毛だし。ほんと、難しいところやね。