7.11
今月8日にロドリゲスが来日していたみたい。試合とコロナ、他にもいろんなニュースがあって全然知らなかった。
本人のコメントは前向き。日本の野球を少しでも経験したことがあるのも魅力。今までは3A、メジャー、韓国球界の成績だけで助っ人を調査していたので、判断材料がさらに増えたなかでの獲得は信頼してもいいのかな?
一番の問題は起用法。守備位置はファーストのみ、守備力にも難があるとか。現時点でファーストレギュラーの大山は好守でチームへの貢献度が高く、助っ人に譲る形でのレフトへのコンバートには心配する意見も多い。
この時期の助っ人加入ってことは、首脳陣は随分前から動いていたはず。多分序盤の、とんでもなく負け越していたころから獲得調査してたんだと思う。あの頃はマルテ離脱、ロハス不調、チームとしても打撃不振。ある程度守備に目をつぶってでも、即戦力になりそうな助っ人ということでロドリゲスとの契約に至ったんじゃないかな。
その後、チーム状態は少しずつ上向いてきて、ヤクルトが突出しているものの、とりあえずセリーグ5球団との混戦といえる状況にはなってきた。5番ファースト大山も定着してきて、欠かせない戦力になっている。
短期間でここまで持ち直したのは嬉しい誤算。想定していたほど焦って一塁で起用しなければならない状況ではないので、まずはしっかり下でコンディションを整えることもできる。
そこから先は競争。大山より打てるようならファーストスタメンで使えばいいし、大山はレフト。大山の膝の具合も考慮するなら、レフトを守るのも悪くはないはず。
打てなければスタメンは厳しい。結果を残している選手を押し退けるだけの説得力は絶対に必要になる。
それよりも、マルテ、ロハスの両助っ人がうまく機能していないこと、代打が手薄なことから、代打の切り札としての起用を考えてもいいんじゃないかと思う。代打も立派な戦力、チームのなかで重要な役割。スタメンにこだわらなくてもチームに貢献できる手段はある。
なんにしても、まずは下での結果と内容に注目やね。実力、実績のある大山を無条件でコンバートしてほしくないってだけで、ロドリゲス本人に期待していないわけではないからさ。
全然関係ないけど、ヤクルトでまたコロナ陽性者が見つかって、一軍と二軍あわせて27名になったらしいね。結果論だけど、二軍の選手を昇格させて試合を敢行しなくて正解だった。落ち着くまで時間がかかりそう。関係者が一日も早く、後遺症なく回復するといいね。