試合とコロナと抹消

7.14

甲子園での巨人戦は、3-0で勝利。

試合そのものは大満足。伊藤の好投から始まって、先制-中押し-ダメ押しの阪神主導の試合展開。結果的に伊藤は完封で6勝目、梅野、ロハスにそれぞれ一発。少し出遅れた若手左腕の巻き返しと、打撃で苦しんでいる2人に待望の長打。勝って嬉しい、勝ち越して嬉しい、内容も嬉しい。

しかしチームとしては悲しい事態が続いている。大山に続いて坂本もコロナ濃厚接触者として登録抹消。マルテは下半身のコンディション不良で登録抹消。

本当にコロナは厄介やね。ウィルスのそのものの恐怖に加えて、ルール的にもやっかいな部分が多くてやり切れない。今さらルールを策定しようとしても、検討、関係者への説明、施行までの時間を考えると今シーズン中には厳しい。やっぱり開幕前にガチガチにルールを固めておくべきだったのかな。世間の情勢を見ながら流動的に対応していくために、あえて具体的なルールを作らなかったのかもしれないけど、現状は戸惑いのほうが大きい。チームも選手も関係者も負担が大きい。しかし現行の取り扱いが全く無意味ということでもないので本当に難しいところ。

マルテは、ちょっともう厳しいのかもな…。選手として高い能力を持っていて、キャラクター的にも大好きな助っ人。活躍してほしい気持ちはもちろんある。

しかしこれだけケガが多いとどうしようもない。右下腿の同じ部位を何度も故障し続けて、走塁どころか守備にまで悪影響が出るほど深刻な様子。ケガが完治する前に昇格になった経緯には同情するけど、代打でも起用が難しいとなれば抹消は妥当。あの感じだと今シーズン中の復帰も微妙な気がする。そうなると来シーズンの契約も怪しい。本人がすごく前向きで、下でも頑張っているだけに非常に残念。一軍でプレーするマルテを応援できる日が来るといいな…。

代わりに陽川と栄枝が昇格したんやね。変な言い方だけど、彼らにとっては大きなチャンス。モノにしてほしいね。