7.23
甲子園でのDeNA戦は、3-1で勝利。
エースの今永から2得点、効果的な追加点もあった。守備では近本、ロドリゲスの好プレー、先発リリーフの0封リレー。
初回から今永を打てたのは大きかったね。状態そのものはすごく良さそうだったのもあって、中野がいきなりまっすぐを捉えたのはびっくりしたやろうな。配球読みがあたったり、慎重になりすぎたのかワイルドピッチもあってペースを掴めた。やっぱり好投手は立ち上がりを責めるってのは鉄則やね。
そのへん伊藤はうまくいったよね。7回1失点、立ち上がりから安定していて惜しかったのは6回のソロ被弾だけ。左バッターのインコースにストライクを投げられる左ピッチャーは強いと改めて実感した。
リリーフも整備されているので、とりあえず先発が7回まで投げてくれたら後は勝ちパターン投入の流れに持っていける。湯浅の26ホールドは単独トップ、岩崎の21セーブは3位タイ。ケガを乗り越えて下から這い上がってきた若手と、セットアッパーから急遽クローザーに指名された左腕が大活躍してる。
あとはやっぱりロドリゲスか。7番ファーストで先発して、2安打1打点。大山がレフトにまわることになったけど、逆に言えば動いたのはそこだけ。思ったほどの混乱は生じていない印象だった。
いまはかなり慎重にプレーしてる感じやね。結果と内容を充実させながら、自身の状態を上げていこうとしている風で、打席では長打を狙わず出塁とランナーを返すことを意識。首脳陣もパフォーマンス確認のために代走や守備固めは送らず、本人も頑張ってる。
7番あたりで自由にスイングするのが合ってるのかな。下位打線の厚みを出していくのも課題のひとつだったので、無理に打順を上げようとしないのもおもろしいと思う。
肝心の大山は、ノーヒットながら3つの四球。ある意味では一番心配な選手やからね。いくらチームのためとはいえ、5番ファーストで実にいい働きをしていたにも関わらずレフトへ変更になった。リズムが崩れて打撃に影響が出るようなことにならないといいけど。
いまはレフトは初めてではないからうまくやってくれると信じるしかない。ロドリゲスが大山を動かした甲斐があったと言えるほど活躍してくれると信じるしかない。今後のプレーに注目やね。
あと一つ勝てば、前半戦5割で折り返し。その場合はDeNAは借金3、このカードが始まる前のDeNAと立場が逆転することになる。明日は両軍ともに普段以上にモチベーションが高いはず。楽しみやね。