9.6
甲子園でのヤクルト戦は、6-8で敗戦。
盛り上がるところがたくさんあった試合。好打、好守、好投、好走塁。取っては取り返し、また取られては取り返し。お互いミスが出たのも含めて、甲子園での野球やなーって感じの戦いだった。
勝敗に関しては悔しいばかり。1打サヨナラの場面を何度も作りながらもあと一歩及ばず。総力戦の末に競り負けた感が強くてとにかく悔しい。
まあでも敗戦投手が浜地なら許せるよ。浜地に限らず若いピッチャーなら誰でもOK。
今シーズンもピッチャー、特にリリーフピッチャーがたくさん一軍の試合に登板している。もともと才能はピカイチ、下で経験を積んで力をつけて、上でバリバリ活躍している姿を見るのは嬉しい。ある程度打たれるのは覚悟しているのに全然打たれないんだからなお嬉しい。下での勢いのまま思い切りのいいパフォーマンスで、怖いもの知らずですべてを出し切ってきた感じ。
それがここにきて状況が変わってきた。後半戦の重み、1試合の重み。疲れもある、緊張もある、登板を重ねて対策された部分もある。今日は延長戦で、しかも悪天候のなかで投げることになっていろいろ大変だったと思う。
打たれてもいい、押し出し四死球でもいい、暴投でもいい。延長の大事な場面を任されて、厳しい状況で投げた経験を次に生かしてほしいだけ。もちろん抑えてくれるならそれが一番いいけど今のチームが置かれている状況を考えると過度に追い込む必要はない。
残り15試合で首位ヤクルトと12.5ゲーム差。ある程度優勝チームが絞られてきて、首位を追いながらも3位以内でフィニッシュすることもリアルに考えていかないと。
4位広島とは1ゲーム差。今シーズンの広島は阪神と、現在2位のDeNA相手に圧倒的に勝ち越している。下手にヤクルトとがっぷり四つで戦うよりも、広島との試合を軸に作戦を立てるほうが大事かもしれない。
具体的にはローテの組み方。なるべく広島にエース格をぶつけられるように調整しつつ、リリーフも登板過多になっていない状態が理想。上ばかり見てるとあっという間に抜き去られてしまうからね、広島戦はとにかく要警戒。
そうはいっても目の前の試合も当然大事。明日の伊藤に期待やね。