佐藤の20号!

9.23

マツダスタジアムでの広島戦は、7-3で勝利。

先行逃げ切り。先発に執着せず早めの継投。追加点にダメ押しも。追い上げられても動じない。守備も締まってる。

9月のこの時期らしい緻密な試合だった。どの球団も必死にやっているなかで結果を出すのは並大抵のことではない。まだまだ阪神の選手のモチベーションは高いぞ。この調子やね。

久しぶりに気持ちのいい試合だったね。ヒーローは誰だろう。

初回から大山近本のタイムリーに原口の2号ツーラン。

髙寺のプロ初ヒット初打点。

佐藤の20号ツーラン。

藤浪のナイスリリーフで3勝目。

才木も悪くはなかった。この時期ゆえの早めの継投ってだけ。

ここはやっぱり佐藤かなー。リードは何点あっても油断できない広島戦で、あのホームランは実に効果的だった。記録の上でも節目になる20本目、さらに左打者でルーキーイヤーから2年連続で20本塁打はNPB初。

ほんと大したもんよ。打点、打率など多くの数字が昨年よりも大きくアップ。特に三振数が激減して、四球が増えたのがなによりの成長の証。それぞれ173→136、25→48。出塁率は.284→.325。課題だった打撃の確実性を向上させることに成功、チームで唯一全試合出場を継続中。

ホームランのペースばかりに注目が集まって、昨年からの成長がクローズアップされてない気がするけどめちゃくちゃ良くなってるからね!そのホームランだってペースが落ち着いただけで心配するほど減ってるわけでもないし。当たれば飛ぶんだから確実性を求める方向性で全然OK。コロナ禍のタフな環境で、守備位置も外野だったり内野だったりで本当によくやってるよ。

そしてもう一人、昇格後即スタメン即結果の髙寺を推したいところ。熾烈なCS争い真っ只中に昇格してくる選手は間違いなく明確な使い所があるはず。期待どころか即戦力ぐらいのプレッシャーを背負ってスタメン出場して、見事にタイムリー打ったもんなー。どんな場面でも若手が打つと盛り上がる。まして今年の広島戦ならなおさらやね。ラッキーボーイ的な立ち回りができればチームにも好影響になりそう。

残り3試合。順位争いだけじゃなくて個人の活躍にも注目していきたいね。