9.29
広島-ヤクルトでヤクルトが勝ったので、阪神は自力CSが復活。10月2日のヤクルト戦で勝つことができればCS確定。他力の場合でも、30日の広島-ヤクルトでヤクルトが勝ち、なおかつ10月1日のDeNA -巨人でDeNAが勝てば、阪神の最終戦の結果に関係なく阪神がCS進出。
9月末はいろいろ阪神側に都合がいい形で試合が消化されていってるね。他力の部分に関しては大きい声で喜ぶのが憚られるけど、自力で頑張ってる部分は素直に喜びたい。あと1試合も見どころ満載やね。
ところで、藤浪は本当にメジャーに行ってしまうのかな。
球団にそういった意向を表明しているのは事実、しかし実際に球団がポスティングでの移籍を受け入れるかは現時点では不明とか。引き続き今後の動向に注目やね。
もともとメジャーに興味があるのは分かっていたことなので、そこには特段の驚きはない。むしろやっと行く気になったかって感じかなー。
行く気があるなら早いほうがいい。ポスティングでの移籍にはいろんなポイントがあるなかでも年齢は非常に重要。あの菅野が移籍先が見つからない制度だからね。20代後半はラストチャンスぐらいの思いがあるんじゃないかな。
日本人選手の場合は野手より投手のほうが評価されやすい傾向もあるのかな。秋山や筒香があれだけ苦しむのがメジャーリーグ。広島の菊池もポスティングでは球団が見つからなかったし。まあ菊池はシフト全盛のメジャーにおいて最大のウリである守備力が評価されにくかったり、一つのポジションをきっちり守るよりユーティリティ型のほうが重宝される風潮があった影響も大きいけど。そもそも内野手に求められるハードルが高すぎるってのもある。
その点、投手は成功事例が多くて受け入れ側もリスク管理しやすそう。20代後半、長身でタフ、球速も十分。成功する要素は一通り揃っている。ちょっと実績面での不安はあるけど、いわゆるメジャー型の超大型契約にこだわらなければどこかが手を挙げそうな気がするよ。
ファンとしてはさびしい気持ちがないと言えば嘘になる。高卒ルーキーで初年度から大活躍して、ローテーションの中軸から二軍暮らしまで経験。やっと復調してきたところで移籍の話題はショックもある。せめて完全復調をファンに見せつけてからでも…という気もする。
でもやっぱり年齢よな。30代でいくか、20代の今いくかって考えたら今がベスト。復調を待っているうちに市場価値がなくなってしまっては元も子もない。
それにFAやトレードで国内の他球団に出ていくわけではないのも救いではある。別にそういう選手が悪いとは一切思わないし、出ていった選手や来てくれた選手のことも心から応援する。しかし藤浪の場合は相当なバッシングも経験してるからね。国内の他球団に行くとなると、阪神が嫌で出て行くのかな…と悲しい気持ちになっていたかも。
メジャー志向は周知の事実、夢を叶えたらいいと思う。阪神ファンだって久しぶりに阪神から生え抜きメジャーリーガーが誕生するなら嬉しいはず。
何にしても話はこれから。移籍するか残留するか、全部未定。
移籍するなら向こうで目一杯プレーしてほしい。通用するかしないかはまた別の話。どこにいても応援するさ。
残留するなら例年通り阪神でプレーしてくれたらいい。そしてメジャー球団のほうから移籍話を持ちかけるぐらい実績を残して、今オフに獲得しなかったことを後悔させるぐらいの大型契約でメジャーに行ったらいい。大事なのは悔いを残さないことやね。