10.14
ファイナルステージ3戦目は、3-6で敗戦。
アドバンテージと合わせてヤクルトが4勝。これでヤクルトの日本シリーズ進出が確定。
ヤクルト、強かった。やっぱりセリーグ連覇した実力は並大抵のものではなかった。
走攻守のレベルが高い。ここ一番の勝負どころに強くて粘りがある。流れを引き寄せ、掴んだ流れは手放さない堅実さがある。軸になる選手、その脇を固める選手、控えの選手まで層が厚くて誰が出てきても怖い。
パリーグのほうはソフトバンクが勝ったので、どちらのチームと戦うかはまだ分からない。オリックスもソフトバンクも強い。でもどっちと戦うことになってもヤクルトなら互角以上の試合になると信じている。
阪神もよく頑張ったと思う。一方的な結果ではあるけど責めるつもりは一切ない。
山あり谷ありの今シーズン。谷の期間のほうが深くて長かったかな?苦しくてもへこたれず、ミスしても前向きにプレーする姿は立派だった。そのひたむきさがAクラス入りとファーストステージ突破の原動力だったと思う。応援していて楽しかったし、力をもらった。
ただ、チームとして、持ち味と弱点がここまで明確なシーズンはそうそうないかもしれん。そのぶん補強やドラフト戦略、育成プランがはっきりしてくるはず。ファイナルステージ、早々に敗退したのは悔しいが来シーズンへの始動が早くなるのだけは敗者の特権。来シーズンこそ優勝を見たいなー。
ヤクルトが強いのは疑いようがない。正直、力の差も感じさせられた。ただ、このファイナルステージに関してだけはものすごくモヤモヤしている…。
肝心なところでのハーフスイングの判定。
ちょっともう、あまりにもひどかった。振ってないのに振ってる、振ってるのに振ってない。これが阪神不利に働く場面ばかりで大変残念。多分全国の阪神ファンが同じことを考えてるんじゃないかな?
際どいスイングなら仕方ないんだよ。難しいスイングの判定に対して、スロー映像で見直したら判定と違うかも?ってのは当然起こり得ること。真横からみるスロー映像と、塁審からみる選手像は違うだろうから映像が全部正しいとも思っていない。
ただ今回は全然難しいシーンではなくて、誰がどう見ても振ってる、または振ってないの判定を誤ってる。審判の判定にケチをつけるのは最低の行為かもしれんけどこの件だけは本当に、あまりにもひどすぎる。
初戦の原口、絶対スイングしてないよ。
3戦目のサンタナ、絶対スイングしてるよ。他にも怪しい場面がちらほら。
四死球でランナー出した?
エラーが重なった?
8回に追加点取られた?
結局打てなかった?
確かに直接の敗因はそこ。否定はしない。
でも野球って流れがとても大事な競技。あの一球、あの一打が…ということがザラにある。そんなターニングポイントを選手じゃなくて審判に持っていかれたら辛すぎる。
繰り返しになるけどヤクルトの日本シリーズ進出には何の不満もない。本当に強かった。でもこんなことになってしまうと、延々と「たられば」を考えてしまって悔しさが消えない。
これが今シーズンの阪神の最終戦。矢野監督の最終戦。やるせないね。
別に審判に絶対ミスするなってことじゃない。
ただ、誰が見ても明らかな判定だけは間違ってほしくない。
そもそもスイング自体、明確な規定がないってのも分かってる。でも慣例に則って、一定の基準を持って判定してきたわけで、大きく変動するのはやっぱり不自然。
まあ、済んだことはどうしようもない。それに審判も緊張してたりするんだろうな。でも多分もう大丈夫だと思うので、きっと日本シリーズではいつも通りフラットな判定になるはず。