10.15
パリーグのほうは、オリックスの日本シリーズ進出が決定。CSもあるなかで優勝チームが順当に勝ち上がってきて、昨年と同じ組み合わせってのがまたおもしろい。ヤクルトvs.オリックスは22日から、まずは神宮で。楽しみやね。
阪神のほうは、矢野監督のシーズン終了報告会見が行われた。
個人的には矢野監督の野球は大好きだった。世代を問わず選手のモチベーションを引き上げながら、常に前向き、積極的な野球を実践し続けた。無理なく世代交代を進めた結果、投手陣を中心に若手の台頭も目立った。采配には賛否両論ありながらもチームの方針は一貫していたと思う。就任期間中は一度もBクラス落ちがなかった点も見事。
先発〜リリーフ投手の整備、ドラフトで獲得した選手を主力に押し上げ、彼らの持ち味を生かした機動力野球のスタイルを確立。一軍と二軍の連携も良くなって、調子のいい選手や一芸に秀でた選手が一軍デビュー。経験を積むだけでなく、湯浅や浜地のように定着できた選手も少なくない。活躍してナンボの世界で、ミスを恐れずどんどんチャレンジできる雰囲気を作り上げた功績も大きい。
4年間、本当にお疲れ様でした。矢野監督のおかげで勝てた試合がたくさんあった。成長できた選手がたくさんいた。優勝できなくても何も後ろめたいことはない。素晴らしい指揮官だった。堂々と退任してほしい。ありがとう矢野監督!
そして、岡田新監督がこのチームをどうやって優勝するチームに作り変えるか。長く現場を離れていたぶん、外からいろんなチームを見てきた経験を生かしてほしいね。
今のところ公言してるのは、
佐藤や大山といったレギュラークラスの選手は、打順もポジションも固定。
中継ぎはある程度の連投、イニング跨ぎもあり得る。
助っ人の補強は必須、しかし人員整理も必要。
こんなところかな?割とシステマチックな野球をやりたがってるイメージはあるなー。まあ実際にチームに合流すれば情もわくだろうし、いろいろ変わっていくんだろうけどさ。
野球は打って走って守って投げるスポーツ。走るのと投げるのは問題ない。ここからはどれだけ打てるか、どれだけ守れるか。
打順やポジションの固定だけじゃなくて、おそらく複数の戦略がありそうなので大いに期待している。まずはドラフトに注目やね。